Lが語る・過去の記憶と傷
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米仮面ライダーの片割れ、左舷翔子で〜す!で、コイツはフィリップ。」
「…(反応がない。タダの屍ようだ。)」
「ユーノ・スクライアです。」
『アルフ…フェイトの使い魔さ。』
一同はそれぞれ自己紹介が終わると、クロノが話を本題に移す。
「さあ、諸君。ここに集まって貰った訳だが…今回の事件についてだ…。この件は最近発生していた魔導士襲撃事件と同一犯と思われることがとある情報網から分かった…。そして、今回の事件の鍵を握るのは第一級指定捜索物、ロストロギア『闇の書』。」
クロノの言葉に全員、息を飲む…。ただ、リーゼとロッテは険しい顔をしていた…。
「闇の書は魔導士の魔力や資質を喰らって成長しページを埋めていくことは記録に残っている。そして、闇の書を守るために『ヴォルケンリッター』と呼ばれる守護騎士が存在していることも……」
「それって……」
「ああ、君達が戦っていた彼らがそれさ…」
なのはは先程、戦ったヴィータたちのことを思いだす。クロノもそれを肯定しさらに、話を進める。
「今回、ここに来てもらったのはフィリップ…君にここの資料を整理し、闇の書に関する情報を洗い出してもらう。どうやら、君はそういうことが得意らしいからね。他の皆は11年前の『闇の書事件』について…」
『それについては私が説明するわ。』
だが、それは割り込んできた通信に遮られる。丁度、皆から見える位置に立体映像が浮かび、通信してきた相手がリンディだと判明した。
「リンディさん!?」
「「リンディ提督!?」」
「誰?」
上からのリアクション順になのは、クロノ、フェイト、翔子である。まあ、翔子は彼女を知る由も無いので当然の反応だが……
『ごめんなさい、クロノ…。今回ばかりは本当の11年前の真相を話すわ…。それと、そっちにお客様がもう1人行ってると思うんだけど…』
「客…?」
「俺だ……。」
「「「!」」」
リンディの通信に続いて、一行の背後から近づく影…。白い帽子と独特な雰囲気を翔子は知っていた…。
「宗吉おじさん!」
「よう、翔子。それにクロノ坊。お前は11年ぶりだな…。リーゼにロッテもいるのか…。」
翔子は歓喜の声をあげ、宗吉はクロノたちを見て目を細める…。だが、ロッテのほうは凄まじい形相で睨みつける。
『おい…化け物……どのツラ下げてアタシらの前に…クロスケの前に来た?』
『ちょ、ロッテ…!』
「…」
「ま、待ってくれ!宗吉さん、アンタは僕の父と一緒に死んだはずじゃなかったのか!11年前の本当の真相ってなんですか!?」
ロッテは怒りを露わにし、クロノは状況が把握出来なくな
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