Lが語る・過去の記憶と傷
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殴っても良いよね?答えはきいてな…』
『きいてなくても殴るな。まず、話を聞こうロッテ。』
「流石!本当の大人な美人はどんな時でもクールだね。」
『本当にぶん殴るぞお前ェ!!!!!!』
髪が短いほうがカンカンに怒りだし、髪の長いほうがそれを止める。
『まあ、まずだ…。あんまりここで騒ぎは起こしたくない。大人しく、同行してくれ。』
これ以上は平行線より酷いことになると判断した髪の長いほう(話からするにリーゼ)が髪が短いほう(多分こちらはロッテ)を宥めフィリップに同行を迫る。
「酷いね…。客人を捕まえようなんて…」
『アンタはどう見ても普通じゃないよ餓鬼。』
しかし、当のフィリップはヘラヘラとし、ロッテはさらに怒りを募らせる…。
「なら、僕が『鳴海宗吉』の弟子だとしても?」
『『!?』』
ここで、フィリップが宗吉の名を出すと2人共衝撃が走る。
「今回、君達が追っているであろう『闇の書』は間違いなく『彼』とガイアメモリが絡んでくるよ。きっと鳴海宗吉も……」
『待てよ…』
坦々と話を進めようとしたフィリップだがそれをロッテが止めた。
『じゃあ、何さ…。クライド君を殺したアイツがまた関わって来てるの?え?自分も化物になっておいてクライド君を救えなかったアイツが…』
『やめなよ、ロッテ!コイツはそれには関係ないだろ!』
彼女は激昂しフィリップに掴みかかろうとしたがリーゼが羽交い締めにして阻止。フィリップも失言だったと顔を伏せた…。
「さ、話はそこまでにしてくれ。」
その時、クロノが3人の会話に割って入る。どうやら、他のメンバーもいることから全員、追いついてきたようだ。
「フィ〜〜リ〜ップ…人を置いていって何してんだゴラ?あ?」
「翔子…落ち着こう?ね?」
「ね?じゃねぇぇ!!!!」
「ギャアァァァァァァ!!!!」
翔子は早速、自分を置いてきぼりにした相棒を血祭りにあげ、後ろでなのはとついでに目覚めたフェイトが抱き合いオロオロしている。
『クロスケ!来てたのか!?』
『お前…いつの間に…』
「再開の挨拶…といきたいところだがまず彼女たちに自己紹介して、すぐに本件に入ろう。リンディ提督もお待ちだ。」
どうやら、2人とクロノは知り合いのようで彼はリーゼとロッテになのはたちに自己紹介するよう促す。
『私の名前はリーゼ。クロノの魔法の師匠で使い魔だ。よろしく。』
『同じく使い魔でアタシはロッテ。クロスケの近接戦闘の師匠だよ。』
「嘱託魔導士の高町なのはです。」
「同じく、フェイト・テスタロッサです。」
「新
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