Lが語る・過去の記憶と傷
[1/5]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「クロノくん?これはどういうことなのかな?」
目覚めたなのはは怪我人…しかも、重傷であるに関わらずクロノとアルフの前に仁王立ちしていた。その後ろでは翔子がベッドで座りニタニタしている。
「あの…ええっと…」
フェイトも目が覚めているがこの状況にオロオロするばかり…。それに、彼女は翔子やフィリップとの面識が無いため余計に状況を把握出来ない。
「な、なのは…まず、落ち着こう。彼女は明らかに危険性が……」
「翔子ちゃんは私の大事な友達。危なくないよ?」
「いやあ、さ、何か明らかにロストロギアっぽいの持ってじゃん!」
クロノとアルフが必死で説得にかかるも、彼女は譲らない。勿論、退くわけにもいかないから事態は平行線である。
「あれ?そういえばフィリップは?」
ここで、翔子はフィリップの姿が無いことに気がつく。いつの間にかやら姿がない。
が……
「ま、いっか!」
翔子は特に気にすることなくベッドに寝そべる。この時、ユーノはクロノとアルフが
青筋をこめかみにたてるのをしっかり確認した。
『連絡します。只今、本艦は管理局本部へ着艦しました。』
「へ?」
だが、突然流れたこの放送は別だった…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その頃、フィリップはと言うと…
「ここが…無限書庫か…」
上下左右、全部本で埋め尽くされた空間の部屋…。まるで、床も天井も無い図書館のようだ…。
「無限書庫…様々な次元世界の知識や管理局の過去の事件の記録がほぼ全てここに…。フフ、ゾクゾクするね。」
ここは、無限書庫…。施設の内容としてはフィリップの言ったとおりだ。彼はは笑みを浮かべながら手元の本を開く…。
「プラネット・セファー…起動。無限書庫のアーカイブズに接続。」
すると、本が勝手にパラパラとめくれていく…。
「これを地球の本棚を媒介にして繋げば…」
『おい、お前…何してる?』
その時、上からかかる声…。見上げれば灰の髪と猫耳をした女性が2人…。恐らく容姿からして使い魔だろう。
「やあ。別に怪しい者じゃない。」
『いや、ここにいる時点で充分怪しいからな。』
『どうやって来たんだよ。警備だって伊達じゃないのに…』
この2人…よく、見れば片方は髪が短く片方は長い。短いほうはフィリップから見ると頭が悪くて話が通じなさそう……長いほうは冷静で話は何とか通じそう……
『おい、お前…今何か失礼なこと考えたろ?』
「ウウン、マリモ(何も)…」
『リーゼ、コイツぶん
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ