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VONGOLA TAIL
第6話 DEAR KABY
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そんな危ない物なら封印とかされてるんじゃないのかよ!」

「仕事だって言っただろ。ツナの言う通りララバイは封印されていた。だが、9代目が言うにその封印は今日の朝に何者かが解いてしまったらしい」

「そんな………」

「小僧、俺達はどうしたらいいんだ?」

「9代目が言うには明日には盗んだ奴の身元がわかるはずと言っていた。お前達の仕事その犯人とララバイの回収だ」

「無理だよ!そんな封印を解く相手に俺が敵うわけがないよ!!」

「泣き言言ってんじゃねぇ。お前が
動かなきゃたくさんの人が死ぬことになるかもしれねぇんだぞ。お前はそれでもいいのか?」

「つっ………」

リボーンに言われて下を向いて黙る。

「ただ、いつものようにランボは頼りになんねぇし、獄寺と了平はこの調子だ。まともに動けんのはツナと山本とクロームだけだ。厳しい戦いになるかもしんねぇな」

「リボーンさん……俺なら大丈夫っす」

「そうだぞ…こんなもの極限に……直してやる」

2人が立ち上がろうとする。

ぎゅるるる

「やべっ、腹が……10代目、トイレお借りします」

「待て、タコヘッド。俺が先だ」

2人は苦しみながらも部屋を出て行った。

(あの2人頼りねぇ!!)

ツナが心の中で叫ぶ。

「なっ。明日までにあの2人が治れば大丈夫だが、それはおそらく不可能に近いだろ」

リボーンがツナ達を見て言う。

「話はそんだけだ。明日、この家に集合な」

それだけ言うとリボーンは自分がいつも寝てるハンモックの上に寝転んだ。

「んじゃ、俺は寝るから」

「おい、待てよ!リボーン」

「スピー……スピー……」

「本当に寝ちまいやがった……」

「何かとんでもない事になっちまったな」

山本がジュースを飲みながら言う。

「本当だよ。そんな封印解ける魔道士なんて中々いないはずなのに……そんな魔道士の相手を俺達がするなんて……」

「心配すんな。俺やクロームだっているんだからよ」

「うん。私も頑張るから……」

山本とクロームがツナを励ます。

「ありがとう、2人とも」










「あ、もうこんな時間だ。クロームはそろそろ帰った方がいいんじゃないの?」

しばらく喋っていると夕方くらいになっていた。

「うん。じゃあ私はそろそろ帰るね」

「あ、送ってくよ。ごめん、山本。
3人の世話を任せてもいいかな?」

「おう、任せてとけ」

ツナとクロームは家を出てしばらく歩く。

(話すことが何も思いつかねぇ!)

「ボス……どうしたの?」

「いやいや、なんでもないよ!」

「……そういえば、クロームって本名
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