第6話 DEAR KABY
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は1度言葉を詰まらせる。
「正直言ってあれは食えるもんじゃないほどに不味かったんだ」
「ツナがそこまで落ち込んで言うほど不味かったのか……」
「ただ、獄寺君とお兄さんは羽魚が口にあったんだろうね。俺達が釣った魚合計40匹を2人で全部食べちゃったんだ」
「……つまり、これはただの腹痛ってことか?」
ツナは頷く。山本はもう1度2人を見る。2人は腹痛で今だに苦しんでる。
「なんつうーか、ドンマイだな」
苦しんでる2人に今度は部屋にいた小さい牛見たいな奴が近づく。
「ぎゃはは!やい、アホ寺!俺っちと遊ぶんだもんね!」
そう言って何かの細い棒で獄寺をつつく。
「てめぇ、アホ牛…いつか、絶対殺す」
「べー、やってみろだもんね!」
アホ牛…ではなく、ランボ。ボンゴレ雷の守護者で殺し屋とも言われている。年齢は5歳だが……
そして最後に……
「ボス……」
「あっ、クロームも来てくれてありがとう。犬とかに怒られなかった?」
「少し……でも、大丈夫だと思う」
クローム髑髏。フェアリーテイル所属の魔導士でボンゴレ霧の守護者代理として活動している魔導士。
「とりあえずこれで雲雀以外は全員揃ったな」
リボーンがツナの机の上に乗りそう言う。
雲雀恭弥。フェアリーテイルS級魔道士でボンゴレ雲の守護者。フェアリーテイル最強候補の1人である。
「うん。雲雀さんがどこ探しても見当たらなかった」
「じゅ、10代目。雲雀の野郎は……ジジィと一緒に……定例会に行きましたよ」
獄寺が腹痛で苦しみながらも言う。
「えぇ!?あの群れる事を嫌う雲雀さんが!!」
「はい。何かジジィに無理矢理…」
「じゃあ仕方ねえな。この6人で話を進めるか」
リボーンの表情が変わって真剣な表情になる。
「実は今日9代目からラクリマから通じて連絡があってな」
「きゅ、9代目!?」
ボンゴレ9代目。初代のジョットから続いてきたボンゴレファミリーのボス。ちなみにツナは10代目候補だ。
「でも、どうして……」
「9代目からの仕事の依頼だ。お前達は『ララバイ』って魔法を知ってるか?」
「ララバイ?」
聞いた事のない魔法に聞き直すツナ。ツナが他の5人を見るとみんな知らないという感じで首を横に振る。
「ララバイって言うのは禁止されてる魔法、『呪殺』の1つでな」
呪殺。その名の通り対象者に呪い。
死を与える黒魔法のこと。
「だが、そのララバイって言うのはもっと恐ろしい魔法らしく、その笛の音色聞いた者全てを呪殺する『集団呪殺魔法』って言うらしいんだ」
「集団呪殺魔法!!?」
ツナが驚きいきなり立ち上がる。
「
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