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東方魔法録〜Witches fell in love with him.
16 魔法〜What is the most important thing to you.
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いこともないよ。俺も熱意は違えど魔法に憧れていたからな。げど!貴様は俺にとって許せないことをした!!それは
俺のパチュリーを傷付けたことだぁぁ!!」
その言葉を言った時、腕の中にいるパチュリーがピクッと反応した。チラッと見ると顔を赤くしている。自分でいっておいて何だけどちょっと恥ずかしい…。
俺はマロウに蹴りをかました。勿論、パチュリーに衝撃が伝わらないように。
メキィと結界の上からマロウの脇腹に蹴りが食い込んだ。あばら折れたかも。
「グホッ!…君は以前にはこんな力は無かったはずだ…どんな手品を使った…!」
「いっているだろ魔法を使ったって。信じる信じないはお前の自由だがな。そのまま大人しくしておけ。お前の過去は聞いたよ。同情しているし、パチュリーの分は入れた。後はちゃんと裁かれろ」
俺はパチュリーの足を魔法を使って治療し始めた。
「認めない!私は!ただ魔法が使いたいだけだ!!!」
マロウは力を振り絞り俺とパチュリーに向けて斬撃を放った。
「馬鹿野郎!」
俺は妖力の弾を作り、それで斬撃を打ち消しながら放った。魔力を無効化する体質でも妖力は無効化出来ないらしい。弾に当り、大きく吹き飛んだマロウは虫の息になった。大人しくしておけば良かったのに…!
「か…はっ…!……はあはあ…。明希君…魔法とは何かね…」
「……楽しいもの…じゃないかな?」
「……ふっ、ふははっ…違いない。確かに魔法は楽しかっ…た…………」
「ばかばか!」
パチュリーは俺の胸を力なく叩いた。俺は大人しく叩かれた。
「私が!どれだけ!」
俺はギュッとパチュリーを抱き締めた。
「寂しかった!怖かった…!もう…どこにも…いかないで…」
始めは怒ったような口調だったが、段々と消え入りそうな声になって終いには涙を流した。
俺は抱き締めたまま髪をすくようにパチュリーの頭を撫でる。
「ねえ、顔を見せて…」
お互いに抱き合ったまま、顔だけ向き合う。
そして一気に顔を近付け、唇を貪った。
舌を口の中に入れて口内を蹂躙したり、はたまた入れられて蹂躙されたり……舌を啜ったり啜られたり……ピチャピチャと淫らな音を永遠とも感じるぐらい長い時間繰り返した。
「ぷはっ……はぁはぁ……ふふっ」
「はぁ……ふぅ……ははっ」
笑顔に満ちていた。
__________________
おまけっ!
「あらあら、お熱いわね」
「明希達め…俺達のことは忘れて二人の空間を作りやがって…あげくの果てには俺達の出番が…」
「諦めろ。自然な流れだ。誰にも止められん」
「そうですよ。こうして僕達の出番はどん
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