第五章 StrikerS編
第百五十九話 『決戦(3) ゆりかご内部侵入』
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そんな時だった。
「…シ、ホ…」
「オリヴィエ陛下!?」
「気を、つけなさい…」
玉座に座らされているオリヴィエ陛下がなんとか大声をあげる。
その時だった。
なのはの手が私の体に触れてきて、
「…シホちゃん」
「なのは、大丈夫!?」
「…お願い、シホちゃん…」
「なに…?」
私が目が少しうつろななのはに語りかける。
だけどそこに、
「なのはは罠、です…!」
オリヴィエ陛下の二度目の叫び。
「ッ!?」
途端、なのはの手からなにかが私の体に流れてきて、次にはアルトリアとユニゾンしていて治癒能力が向上しているというのに、それを上回るかのような衝撃と激痛が私の体を駆け巡る。
「うわぁぁぁッ!?」
思わず叫びを上げてしまい私は地面に転がる。
痛みが走る体を無理してなのはを見上げると無表情でハイライトが消えた瞳で、
「…シホちゃん、お願い。“死んで”…」
なのはの口から信じられない言葉が聞こえてきた。
ついでなのはの体から“虹色”の魔力が溢れてきた。
虹色!? なのはの魔力光は桃色のはず!
しかも虹色って、オリヴィエ陛下と同じ“カイゼルファルベ”!?
これって、一体…!?
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