第23話 つくねの真相
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あもしかして…」
くるむが口をひらく
そこにつくね
「修行だよ ミナト先生に修行をつけてもらってるんだ
皆を、護りたくて…」
「……」
私たちは沈黙した
「じゃあミナトみたいに今は忍?」
「うん、いったらほら、みんなついてくるし集中できないだろって」
つくねは正直にはなした
「そういうことだ お前ら最終試験の邪魔だ」
「最終試験?」
「いまから最終試験を受けるんだ 忍としてふさわしいか」
「落ちたら?」
「死だ」
ミナトが冷たくいいはなった
「じゃあ死んだらなにもかも終わりじゃない!ミナト辞めて!そんな試験!」
「つくねを死なせるわけにいくか!試験は受けさせない!」
私たちはつくねの前にたってかばった
修行とはいえ死が失格なんて
「みんな ミナト先生におそわったんだ
生半可な気持ちじゃ大切な人は守れないし救えない
それでも先生は守れなかった命はたくさんあるって
だから僕も戦う 試験に受かる為じゃなく生きるために」
「つくね?」
「どうして?」
私は泣いてるのに気がついた 皆泣いていた
なぜだかつくねが遠い人に見えてしかたない
知らない間成長していて、でもまっすぐなつくねはかわらない
ミナトと瓜二つにみえた
「そういうことだ 見るのがいやならでていけ
それでもいやなら好きにしろ」
そう言われると皆だまったままらうごかなかった
わたしも
ミナトの試験の説明がおわりはじまった
感じたことのない胸さわぎがしてやまない
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