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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第175話 存在
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ナ「これ以上、仲間を傷つけたら許さねぇぞおぉぉおぉおおぉおおおおおっ!!」

怒り狂った(ドラゴン)そのもののように、ナツは炎を纏った拳をアンナに振りかざす。

ア「うああぁあぁああぁあああああっ!!」

ナツの拳をまともに食らったアンナは10mくらい吹っ飛ぶ。その反動でスカートのポケットから落ちた宝を拾い上げる。

ナ「俺達妖精の尻尾(フェアリーテイル)は逃げも隠れも、潰されもしねぇ。俺達を甘く見てると、きっと後悔すっぞ。」

拾った宝をズボンのポケットに押し込むと、ナツはその場を立ち去った。





チャ「ここでこれまでの途中結果を見てみましょう。」

映像魔水晶(映像ラクリマ)の映像に途中結果の表が映し出された。





                 海中の洞穴(マリーンケイヴ)        4個
                 青い天馬(ブルーペガサス)         3個
                 妖精の尻尾A(フェアリーテイルAチーム)     4個
                 月の涙(ムーンティア)          3個
                 蛇姫の鱗(ラミアスケイル)         3個
                 妖精の尻尾B(フェアリーテイルBチーム)     4個
                 幸福の花(ハピネスフラワー)        3個
                 死者の仮面(デスマスク)        4個
                 四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)      0個
                 白い柳(ホワイトウィロウ)        2個
                 銀河の旋律(ギャラクシーメロディー)     5個
                 気楽な禿鷹(イーズィーコンドル)       2個





ヤ「3つのところが多いねぇ。」

ラ「まだ0のところもありますよ。」

チャ「宝は残り3つ!いったいどのギルドが一番多く宝を手に入れる事が出来るんだぁぁぁぁぁっ!?」





一方その頃、

マ『トーヤ、大丈夫?』

トーヤは街の舞台(ステージ)に戻り、残り3つの宝を必死に探していた。マヤのピンマイク越しに聞こえるのはトーヤの荒い息だった。

ト「はぁ・・はぁ・・・だ、大丈夫・・です・・・・はぁ、はぁ・・・い、急がないと・・取られ、ちゃいます・・から・・・はぁ・・・はぁ、そ・・それに、マヤさんに・・・悪い、ですから・・・はぁ・・はぁ・・・・」

本当は宝を探す側がよか
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