9話
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が?」
タカミチには悪いがタカミチはそこまで強かったか?魔法が使えない代わりに気を頑張って練習してたみたいだが・・・
「タカミチ君は「居合い拳」を使っておるのは知ってるな?」
「「「「はぁぁ!???」
「・・・・知らなかったのか・・・」
「マジかよ!タカミチお前!」
「俺は信じてたぞ!」
「へっ!さすが俺達の仲間だ!」
「タカミチ凄い」
「ふふふ」
じじいの言葉など聞かずにタカミチを褒めまくる!あたりまえだ俺達はガトウにから教わった「居合い拳」を練習してたのは知ってる。
いや〜感慨深いねぇ〜
「あ、ありがとうございます!!こっちに移ってからも練習して一年ほど前にやっと使えるように成ったんです!!」
俺達全員に褒められたのが、よっぽど嬉しかったのか笑顔で言って来る。
「じゃから今連れて行かれたら困るんじゃ!」
「なんだよじじい、こんな時の為のエヴァだろうが!わりぃが時間がねぇんだ。おい、タカミチ直ぐ出るから用意しな」
「は、はい!すみません!学園長、必ず戻って来ますから。行かせて下さい!」
学園長必死に頭を下げるタカミチ、それの姿に観念したのか、ため息を吐く
「・・・・・仕方ないの。分った!行くが良い!」
「ありがとうございます!すぐ準備しますから。まっててください!」
そのまま走って部屋を出て行くタカミチ。
「ところでアレン」
「んあ?」
「エヴァのことはいいのか?」
「・・・・・」
「ど、どうしたんじゃ!いきなりこの世の終わり!見たい顔して!?」
「いまのアレンじゃ呪い解けない」
「な、なるほど」
アスナちゃんの言葉と俺の顔を見て全てを察する学園長・・・どうか!どうか!今この時エヴァがここに着ませんように!タカミチがここに戻ってくる。ほんの僅かな時間俺は生きた心地がしなかった。・・・・いやマジで!
「タカミチの準備も出来た事だし早く行こう!今すぐ行こう!」
「いやいや、折角ですし、噂のエヴァに会いに行きませんか?」
「よし、分った。アル。お前はここで死ね」
「だから止めろ!」
「離せ!詠春!こいつ殺せない!」
詠瞬が俺を止めるが、違うんだ!詠春!俺は!俺の命の為にもこいつを殺さないと!
「なにバカやってんだよ。早く行くぞ」
「・・・分った」
そんなこんなんで俺達のミニ旅行は始まった。詠瞬は来ないけどね。俺にも良い人居ないかな・・・
「釣れねぇな〜」
「アレン下手」
「いいか?左腕に気、右腕に魔力だ」
「左腕に・・・うわっ!」
「向こうは一向に上達しねぇな〜」
「アレンの釣り技術と同じ」
タカミチを拾って早数年現在俺達はアル港町でナギ達が来るのを待っている
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