第16話 ある昼休みでの出来事
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入学式の翌日午前中の授業がおわり、昼休み
俺は普段弁当なんだが、今日は食堂でたべることに
今日は中華定食にした
麻婆豆腐に餃子、そして炒飯にラーメン
値段もなかなか割安でまだ19の俺にとってはありがたくボリューム満点だ
そこにつくねの声がした
「あれ、ミナト先生じゃない?」
「ホントだー!ミナトー!」
美優たちだ
「学園じゃ先生だろ?お前らもこれから昼食か?」
「ああ、そうだ。 まさかミナトが先生とはな 久しぶりだな」
「ホントよねー 6年ぶりかしら?」
よくみると6年前渡した指輪は左手の薬指に あえて、なぜ薬指なのかは突っ込まないが…
2人ともロザリオはつけている リミッターか?
「2人ともミナト先生と知り合いなの?」
つくねが尋ねる
「ああ。昔からのな。」
「だけど6年前、修行に出て以来だからね。それにしてもミナト…」
「男らしくなったなミナト…」
(昔の知り合いか… )
「何度も言うが、学園では先生をつけろ!先生を!」
(たくっ こいつらは… 昔とかわらねーな)
軽く話をして俺は職員室に
まあ、友達もできたことだし、気長に見守るかな
また今度休みの日に修行してやるか
そんな久しいひと時だった
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