第15話 妖の学校と月音
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いまや恐ろしい存在だ」
「へっ そんなの捻りつぶしてやるよ、人間が、勝てる訳ねーし」
「じゃあこういう人間でも?」
シュッ!
(先生が消えた?なんで?)
チャキ
さっき人間なんて喰えばいいと言った男のそばで
刃物を出した音がした その男は俺の隣でもあり、
そこに先生がいた
「一つ言っておこう… 先生は妖ではない…
人間だ…」
(うそーー!?先生が人間?嘘だ)
「そして俺は少なからず妖怪には太刀打ちできる力ある、いま見たいにね
人間もただだまって喰われるわけにいかないからね。戦争になれば逆に君たち
妖怪が大ダメージを受けしっぺ返しをうける いまみたいにね。
すまないね小宮くん いい勉強になったろ?」
そう先生は言うと歩いて経壇にむかった
すると教室のドア開き皆注目した
「すまない 校舎に迷ってしまった…なっ!?」
「私もー すいませんー方向音痴で… ミナトオォーー?!?!」
「遅いぞ 2人とも 早く席にすわれ 朱染美優、朱染モカ。」
「なんで学園に?」
「そうだぞ! 姉さんの言うとおりだ」
誰かとおもったら今朝の可愛い2人じゃないかっ!
「いいから、座れ!」
先生が再度注意し席へ向かう そのとき
「美しいー!美しすぎるー!」
「こんなコたちと一緒のクラスになれて最高だぁー!」
男どもから歓声があがった だけど2人はまるで相手にしない足取りで歩く
「美優さんとモカさん?」
「つくねくんだーー♪」
「つくねも一緒だったのか♪嬉しいぞ!♪」
「うわーーーー!!」
突然、俺の顔を見るや、2人はだきついてきた
「なんだなんだ?」
「あいつら、どういう関係なんだ?」
クラス中がざわめいた
(モカと美優か…久しぶりだな 可愛いらしくなっちゃって…年頃の女の子か…)
そうふと心のなかでつぶやき、なんとかHRを終わらせた
中々大変だな 教師も
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