第14話 月音 学園へ
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俺は青野月音 15歳 運動神経は人並み以下、成績はオール3
自分が、まさかこうなるとは
高校受験に失敗し、親父がわけのわからないチラシをもって
かえってきてわけのわからない学校に通うことになった
願書をだすだけで入学できたからよかったけどまさかああなるとは
全寮制なので、大きい鞄をもって学園いきのバスにのった
だが乗客は俺1人。
このときはまだなにもわからなかった
「あんた、今年入学する陽海学園の新入生かい?」
「そうですけど…」
帽子を深く被り、葉巻を咥えながら運転するバスの運転手
ちょっと気味が悪くて不思議な印象だった
「ヒヒ なら覚悟するんだな… この長〜いトンネルを抜けると
すぐに学校だ… 陽海学園は恐ろしい学校だぞ〜〜〜〜ヒヒヒヒヒヒ」
「なあああああああ!!?」
なに言ってんの?わけわかんないよ
「ヒヒ着いたぞ 頑張ってな….少年」
ちょっと、トンネル入る前と雰囲気違うし、ここどこー?
あれが学校?
いってみるか
後ろから声が
「「どいてー!!」」
ドンッ
「いてて… 自転車が突っ込んで…」
つぶやきながら右手が柔らかいものをとらえる
「女の子ー? 足さわっちゃたよー!!」
あわてて後ずさりする
「すまない…少し貧血で…」
「私も貧血で… あなた…血が…」
(綺麗ー なんなのこの2人ー 綺麗すぎるよー こんなコたちいるならきてよかったかもー)
「へ?」
「いけない… 血の香り…」
「だって私たちは…」
「バンパイアなんだもん!」
「すまない!」
かぷり ちううううううう
2人は左右の首に噛みついてきた
(バンパイアァあああーーー?!)
「ぎゃあああああああーー! 血ぃ吸われたーー!」
「ごめんなさい私は朱染美優、こう見えてバンパイアなんです」
「私もだ… 朱染モカ 私も姉と同じバンパイアだ」
「バ、バンパイアーー!?あのニンニクとか十字架が苦手の!?」
「ああ、それにしてもお前の血…」
「すごーく美味しんだねーー♪ごちそうさま♪」
本当にいってんの?
始めからわけわからないとおもったけど…
「やはりバンパイアは嫌いか?」
「え?いっいいんじゃないかなあー! バンパイアって個性的だしさー!」
ヤバイ頭のなかわけわからん
血を吸われた挙句、これまでの人生でこんな美人と歩いたことが
ない月音はパニックになるのは当たり前である
「よかったー!私たち姉妹には知り合い、居ないから心ぼそくて…」
「友達にならないか?」
(うわー やっぱ二人ともかわい〜)
「あっうん。 俺、青野 月音 よろしく
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