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ロザリオとバンパイア 時空の狭間で
第13話 帰還
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「おっと大事な話が… モカと美優はいないのですか?
彼女らのまえでも話すことなんですが」

「あら…一足違いで昨日学園に入学準備として2人は亞愛と一緒に学園へ、いまは理事長と一緒です
話とは?」

「はい。 実は学園の教員として働く事になりました
先日、理事長とあるきっかけで知り合いになり、人間ならではの思想を
生徒らに説いてほしいといわれ教員に」

「そうですか でも学園にいけば会えますわ 3人とも喜ぶでしょう」
「ええ 楽しみですね」

「今日はゆっくりしていってくださいね」

「ありがとうございます」

アカーシャの気持ちに甘えたミナトだった

「ミナト兄様!久しぶりに組手をして」

「そうだな久しぶりにやるか。 刈愛もどうだ?」

少し戸惑った表情をみせたがこくっとつぶやき庭へ


「さあ、かかってこい!」
「行くわよ!こーちゃん!」

あの化け化け蝙蝠が飛んできて剣にかわる

鋭い太刀筋がみなとをおそうが隙が大きい攻撃に蹴りを入れる


「きゃあぁー!」
「成長したな心愛、 だがまだ隙だらけだね」
「次は私よ 念のためリミッター外しとくわ」
刈愛はロザリオのピアスを片方外すと手が変化し翼の
刃にかわった

「泣いてないお姉様でも、少しこわい」
ボソッとつぶやく心愛

仕事のときは泣くのでいまより怖いらしい

「じゃあ俺も解放するかな」

指を噛み、血を反対の掌へ塗り印を結ぶ

「口寄せ 妖鬼解放」

とたんミナトのまわりから禍々しい妖気が
髪は少し伸び、爪は鋭利に、牙が生えて、目が他のバンパイアと違う

バンパイア特有の縦の瞳の中に写輪眼がががやく

「これが兄様のバンパイア?」
「すごい…」

「安心しろ 全部は引き出してない 今の刈愛にあわせた。
やろうか」

こくっ頷き刃の翼が襲いかかる

がなんなくかわし蹴りを入れて吹き飛ばす

「ぐっ…! さすがミナトくんだわ」
「耐えたか」
おかしい、手応えがなかった

分析する間もなく翼刃が頭上から襲う

「その翼さえ気をつければ大丈夫だな」
「いつの間に?」
ミナトは一瞬の隙で飛来針を使い刈愛の喉もとにクナイをつきたてた

「さすが刈愛、隙が少ないだが、まだまだだよ」
「負けちゃったわ」
リミッターのピアスを戻すと本来の姿に
ミナトもらまたもどった

「でもまたこうして2人と組手ができてうれしいよ」
ミナトはそういって2人を抱きしめた

2人は顔を紅くしたが、久しぶりの再開の為2人も抱きしめかえした
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