第六十四話
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ない」
そう、その存在を変幻させる。
この瞬間から、ここには一切の被害が及ばない。そんな空間に変幻した。
まあ、まつろわぬ神かカンピオーネが権能で攻撃したらその限りじゃないけど、それでも津波なんかからは守れる。
「じゃあ、そこでちょっと休んでてよ。その間に、俺があの蛇殺してくるから」
「あ・・・うん。いってらっしゃい!!」
林姉の笑顔に送られて、俺は跳ぶ。
そして、掌握した権能のもう半分を、発動する。
「我が姿は変幻自在。我が存在は千変万化!常に我が意思のみに従いて、自由自在に変幻する!」
この瞬間に、俺の頭の上に木の葉が現れる。
いかにも狸っぽくて、いいじゃないか。あ、念のためにあれも使っておくか。
「我は永続する太陽である。我が御霊は常に消え常に再臨する。わが身天に光臨せし時、我はこの地に息を吹き返さん!」
そして、この言霊を唱え終わるのと同時に、俺は海に入った。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ