暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR2
0598話
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るレモン。俺が答える前に、コーネリアが口を開く。

「ああ。私の騎士であるギルバート・G・P・ギルフォードだ。ギルフォード、彼女は私と同じアクセルの恋人の1人で、シャドウミラーの実質的なNo.2のレモン・ブロウニング」
「あら、そこは本妻って言ってもいいのよ?」
「ふんっ、私とてその件についてはまだ諦めた訳では無い。決着はまだこれからだ。幸い、私達には永遠に近い時間があるしな」
「ま、そうね。それにマリューもこの件に関しては色々と主張したい事があるでしょうし」
「他にもネギま世界の4人とか……それ以外にもそれなりに、ね」
「でしょうね。全く、これからどれだけ増えるのやら」

 お互いに笑みを浮かべているが、その口にしている内容は色々な意味で危険極まりない者だった。だが、幸いギルフォードにしてもレモンとコーネリアが親しい関係であるというのはすぐに理解したのだろう。そしてレモンが以前俺の言っていた恋人の1人でもあると判断してこちらへとジットリとした視線を向けてくる。
 そんな視線から逃げるように、運ばれてきたサンドイッチを口にしてレモンの方へと視線を向ける。

「それで、KMFの改造だったな。ガン・ルゥに関してだが、遠距離射撃能力を徹底的に伸ばしてくれ」
「……機動性とか近接用の武装とかは?」
「ガン・ルゥは元々KMFモドキと言われる程に性能の低い機体だからな。遠距離攻撃に特化させた方がいい。機動性は最低限の状態で可能な限りの機動力を頼む。近接用の武装は本当に護衛用としてバルカン程度でいいだろう。基本的に新国家の戦術は前衛をメギロートに任せて、ガン・ルゥは後方からの援護射撃に徹する感じになると思う」
「あら、オーブを思い出すわね」
「まあな。折角無人機があるんだから、前線は無人機に任せて有人機は後方から射撃をするのが人的損耗を避ける意味でも正しいだろう。それに、あるから使うだけであってガン・ルゥを新規生産する予定は無い」
「じゃあ、ガン・ルゥが使えなくなったらどうするの?」
「そうだな……」

 ガーリオン辺りを渡す? まさか、オーバーテクノロジーにも程がある。ならMSならどうだ? あれなら元々が俺達の技術じゃないんだから、いくら技術を盗まれようが……いや、駄目か。基本的にギアス世界の戦艦やら何やらは、KMFを基準として作られている。全長5m程度のKMFを、だ。そこに無理矢理平均20m程の機体を導入しても、戦艦やら何やらはKMFを基準としている以上艦の格納庫に収納も出来ないだろう。となると……
 俺とレモンの話を黙って聞いていたギルフォードへと視線を向ける。

「ギルフォード、ブリタニア軍のKMFの設計図を入手出来るか?」
「それはもちろん構わないが……どの機体を?」
「サザーランド、グロースター……いや待て。そ
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