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魔法少女リリカルなのは〜転生してうちは一族になりました〜
第二話「初陣」
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す!」
「封印?」
フェレットの伝えたいことを理解するが、その話しが本当なら今の俺には打つ手はないのかもしれない。
封印術は使えはするが、もしあの化物専用の封印術なら俺の封印術は意味をなさない。
「だったら、早く封印しろ」
「今の手負いの僕では封印はできません!」
「ではどうする?」
「でも、彼女ならきっと封印することができるはずです!」
フェレットが言う事が真実ならそれは、なのはに魔力資質があるということだ。
しかもこの地球で魔力を持つ人間は希少だとか。
これは偶然なのか?
いや……これは……
「わかった。俺が時間を稼いでやるから、その間に準備しておいてくれ!」
印を結び、なのは達の準備を整えるために黒い化け物に向けて駆ける。
があああああああああああああ!!
「水遁・水陣壁!!」
口から多量の水を吐き出し、水の壁を作る。
化物は水に突進したが打ち破ることができない。
「水遁・水断波!!」
水陣壁から水断波に術を変え、口から吐き出した水に体をぶつける化物を水圧カッターで真っ二つにした。だがやはりこの程度では再生するようで、化物の裂けた体が互いに引き合いはじめていた。
ちなみに面は特別製で、口から水や火を吐く忍術でも問題なく被ったまま使える。
「思ったより再生が早いな……次はもっと細切れにできる術を---」
掌にチャクラを練り風の性質変化を加えようとした瞬間、俺がやろうとしたことを考えなおす。
それもそうだな。あの術は化物狩りとはいえ、こんな民家のど真ん中で使ってしまえば余計に被害が増えてしまう。
「なら、消し炭にする方法でいくとする---」
眼を写輪眼に変化させ、更にもう一段階写輪眼を変化させるのだが、今の自分の眼がそれが出来ないことを思い出す。消し炭にする方法とは、眼で狙った対象を燃やし尽くすまで消えることない黒き炎「天照」だ。
だが今の俺の右目は神威であり、左は普通の写輪眼。
防御を優先した組み合わせにしたのが仇となってしまった。
どうしものかと考えていると、突如強烈なプレッシャーが現れた。
その原因の正体を確かめるため背後を振り替える。
俺の眼は強烈な桜色の光が映された。
「成功だ!」
光が晴れた先には、白い服に身を包み、杖のようなものをもっているなのはがいた。
「ふ、ふえぇ!?な、何これ〜!?」
「コスプレとは……酔狂だな」
まさか戦闘服となる衣装があんなものになるとは予想すらできなかった。
「来ます!」
「っ!」
なのはの変化に気を取られていると再生した化物が俺の頭上を飛んで行った。
どうやら標的をなのはに定めたようだ。
驚きのあまり、杖を化物に
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