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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『名前を呼んで』
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の一時間なんだ」

俺がこの世界の時間の流れについて言った次の瞬間……、

「「「えぇぇぇぇっ!?」」」

一斉に驚く一同。

「どういう事なのよ!?」

プレシアが信じられないといった表情で零に問い詰める。

「あ〜まずこの『魔法使いの別荘』ってのはな この入れ物の中に別世界を内包させた特殊な魔法具でな、外の世界の時間と中の時間の流れは違うんだ……まぁ 一応時間の流れの設定はできるが基本的には外の世界の一時間がこの世界の1日になる」

「何よそれ……もうコレ自体がロストロギアじゃない……」


確かに言われてみれば……。

まぁ 仮に寄越せとか言われてもやらんがな。

「ただし中の生き物にも時間は適応させられるのであまり使い過ぎると普通の人より早く年をとる事になる」

「それはキツイわね……」

「そこでだ……」

俺はポケットに手を突っ込み、

「時忘れの腕輪〜(ド○えもん調)」

一つの腕輪を取り出す。

「今の声は置いといてそれも魔法具なの?」

声に関してはスルーなのね……。

「あぁ この腕輪をはめている間だけは老化という概念時間を止める事ができるんだ」

あくまで『老化』だけだけどね。

「それって老けないって事よね!?

「あぁ この別荘はな俺が旅した世界の生き物やコピーした場所を入れたせいなのか他のフィールドが人外魔境になっててな その中には時間の進み方が異常に速い場所があるからそれを防ぐためにつくったんだ」

どういう訳か入る度にどっかのフィールドの形が変わっていたり新しい場所が生まれたりとまるで不思議のダンジョンみたいになってるんだよねこの別荘。

「人外魔境って……」

「ちなみに昨日食べた食材は全部この別荘で採れた物だぞ」

「なるほどね……」

「それとこの島全体には強い結界を張ってあるから害獣達は入ってこれなくなっているんだ」

古龍クラスでも破れないくらい強力だし。

「へぇ……」

「それはともかく今回はなのはの勝ちだったな」

俺はなのはの頭に手を乗せて撫でる。

「うにゃ〜 ////」

猫のような声をあげながら気持ち良さそうにするなのは。

「フェイトもお疲れ様」

もう片方の手でフェイトの頭を優しく撫でる。

「うん……」

恥ずかしそうにしてはいるが嬉しそうに頭を撫でられるフェイト。

「なのははフェイトに言いたい事があるんだよな?」

「うん……あのね……フェイトちゃん」

「なに?」

「なのはと友達になってください!」

顔を真っ赤に染めながら右手を出すなのは。

「えっと……その……ゴメン……私……こういう時どうすればいいのかわからないんだ
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