3練習曲ーsentimentale(感傷的に)
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うにはかなりキツイ武器よね?なんでそんな武器を使っているの?」
お、痛いところついてきたな…
確かにいい武具店の店主だ。隠し切れると思ったんだけどな…
「うーん、良く気づいたね…完全には教えられないけど…」
そう言うと僕は大鎌をリズベットに渡す。そうして一言
「Grave♪」
そう言うとリズベットがいきなり大鎌を手放してしまった。床に落ちた大鎌はあまり重さが無い物なのにまるでとてつもない重量を持つ物体が落ちた様に鈍い音がたった。
「ま、こんな感じさ?…Fine♪」
そう言ってから大鎌を拾い装備する。あと呆然としているリズベットに対して、
「あ、これはナイショにしておいてね。心に秘密は閉まってね♪ってね」
「わかったわ…あ、あとスノーもう一つあるの。」
「まだ何かあるの?これ以上は…」
「代金」
「はい。すみません」
その後僕は代金をちゃんと支払い、リズベット武具店を後にした。店を出るときに「アスナと…そのもしあったらなんだけどキ、キリトって人がいたらよろしく伝えておいてね…」と言われた。キリトの事は知ってるよ。と言ったら、じゃ、じゃあ尚更よろしく。と顔真っ赤にして言われた。うーん。なんでだろう?
こうして僕は48層を後にして転移門から自分のホームがある39層のアーブルに転移した。
アーブルの居住区はしょっちゅう霧に包まれていて、西洋風の街並みとマッチして凄く幻想的だ。ただ今日は雨のようでしとしとと雨が降り続いていた。
「うーん、雨は嫌だな…」
僕は鍛えた筋力パラメータを使い、全速力で自分のホームへ向かった。
ホームに着くと僕は装備を変え、リラックス出来る服装になり、紅茶を淹れてのんびりしていた。しとしとと降り続く雨を窓からみてぼんやりしていると、ふと現実の事を考えていた。
ーーーなんであなたは私を助けたの??聞こえてたんでしょ?私は人殺しだってーーー
雨の中路地裏で1人で泣きじゃくりながら話してた少女。ついつい僕は雨の日はあの子を助けた日を思い出してしまう。思い出したって変われない。またあの子がイジメられていても現実の僕はベットの上で寝ているのだ。
僕はこんなゲームという名の檻に閉じこめられ、何も出来ない僕に歯ぎしりした。ただ今このゲームという檻中は生死がかかっている現実なのだ。僕は無意識に呟いていた。
「また、会いたいな…。『今』という現実を歩いていかなくちゃ♪か…」
その後1人で寂しく自分の家で歌っているとキリトからショートメッセージが来た。内容は明日アスナと一緒に迷宮区に行くらしく一緒に来ないか?ということだった。
「アスナとキリトか…どうしようかな…」
ちょっと迷いながらも、了解!と返事を送るとタイマーをセットし、ベットに潜
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