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とある星の力を使いし者
第144話
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ようとしたが、相手は全く聞く気がなく結局喧嘩になる。
二対一の状況だが、日頃魔術師や超能力者と戦った経験なのか、少し苦戦しつつも勝つ事ができた。
お礼を言われつつ、上条はその場を離れるがその不良のお友達(一〇人)が現れる。
上条とその生徒は振り返り、全力疾走で逃げていく。
それらを撒くのにかなりの時間がかかった。
全身に疲労を感じながら寮に戻ってみれば、インデックスの姿が見えなかった。
どこに行ったんだ?、と思いながらインデックスの携帯に連絡する。
案の定、電源は切れていた。
何の為に持たせたのか疑問に思いつつ、探しに行く事にする。
まだ彼女はこの街に慣れていない。
かなりの確率で迷子になっているだろう。
警備員(アンチスキル)に補導されると色々と面倒な事になりそうなので、探しに行く。
適当にぶらぶらと探したが影すら見かけない。
前に風斬とインデックスで地下街に行った事を思い出した。
もしかしたら、と思い近くの地下街に向かう。
しばらく歩いていると、御坂妹に出会った。
御坂美琴と区別する為にゴーグルがしてあるのだが、今回はそれがなかった。
なので、最初は美琴だと思ったが妹の方だった。
ゴーグルがないと見分けがつかない。
という事で、何かアクセサリーを買いに行こうという事になった。
最初は指輪にしようかと思ったがそれでは分かりにくいという事で、一〇〇〇円ジャストの安いネックレスになった。
途中、御坂妹が指輪からネックレスに変更になった時、やけにテンションが下がったが上条は何も分かっていない。
機嫌を取ろうとお菓子を買おうと提案する。
もので釣るとしている事が一瞬でばれたが、御坂妹はそれほど気にしなかった。
ヒヨコの形をしたお菓子を買う。
それを見た御坂妹は何を勘違いしたのか、ヒヨコを守ろうとフォークを突き刺してヒヨコを食べようとする上条に電撃を撃つ。
五万ボルトの電流だが、ヒヨコが地面に落ちるのには充分だった。
その後、御坂妹さらに妹のような少女が突然現れ、ヒヨコを盗って行く。
それを見た御坂妹はバッグの中からサブマシンガンを取り出し、ヒヨコを盗っていた少女を追い駆けていく。

(何がどうなっているんだ?)

首を傾げながら、御坂妹とその妹らしき人物が走って行った方を見る。
あの小さい少女は顔立ちは御坂妹にそっくりだった。
もしかしたら、新しく二万人の妹達(シスターズ)が現れたかもしれない。
この街なら本当にやってきそうなので、少し怖い。

「一応後で御坂妹に尋ねてみよう。
 これを放ったらかしにしておいたら後でひどいツケが回ってきそうな気がする。」

「何を莫大な疲労感に肩を落としているの?、ってミサカはミサカは癒し系のマスコットとしてあなたの背中に張り付いてみたり。」


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