第3話 目覚める少年
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
おれは倒れてどれぐらいたつんだろか?
ふと夢見ながら思う
(2日だ どうやらお前が助けた子供にたすけられたらしいな…)
(クラマ?そうなのか?)
(ああ、わしのチャクラでもうすぐ目覚める 礼をいっておけ)
(いつもわるいね クラマ ありがとう)
そういうとクラマは照れをかくしながらそっぽをむく
「その子が昨日モカを助けた人?」
「美優姉さん、そうだよ」
「あれから二日か… モカもやすんだら?後は私がやるからさ…」
モカはあれからつきっきりで少年の様子をみていた
「大丈夫だよ 姉さん」
すると少年に動きが
「うっ… ここは?」
「気がついたか ここは朱染家のやしきで私の部屋だ 心配はいらない」
「朱染?きみは?たしかおそわれていた…」
「ああ。朱染モカ、こっちはわたしの双子の姉の…」
「朱染美優よ ありがとう モカをたすけてくれて」
「ぐっ…」
起き上がろうとする少年にさっと手をかすモカ
「まだ無理をするな 全治二ヶ月だぞ?」
「心配いらない… 俺は人間でも身体はじょうぶなんだ」
そういいながら上体だけをおこした少年
「あら気がついたのね」
「よかった」
そこにモカと美優の母親らしき女性とあのときの少女がはいってきた
「はい…ありがとうございます」
少年は礼をいう と少女が
「あなた何者?」
質問してきた
「俺は火の国、木の葉隠れの里の忍の長 火影 霧島 ミナト
15だ」
「火の国?」
「木の葉…」
確かこのミナトという男が気を失うまえにはっした言葉だ
「ところでここの国はなんという国です? 一刻もはやく里へ知らせねば」
「ここは日本よ?」
母親らしき人がこたえる
「日本? あなた?」
「申し遅れたした この館の当主の妻でこの子たちの母親のアカーシャ・ブラッドリバーです
ミナトさんはその火の国からここへ?」
「正確にいえばなぜここにいるのかわかりませんが任務遂行中、突然の光に巻き込まれ気がつけばここへ、
そのときはなにかの術を喰らったとおもいました そうだ あいつを呼べば カリッ」
何かを思い出したかようにベッドからおりると指を噛んだ
噛んだところから血がでてその血を反対の掌に塗ると印を結び
「なにをしてるのかな…」
そこにいた者は首をかしげる
「口寄せの術!」
そのことばとどうじに手を床につけ術式が展開される
が
「おかしい… もう一回、口寄せの術」
(やはりあの光は次元ホール 口寄せの限界を超えたとなるとまさにここは別の世界か)
やはり火影ならではの判断力だった
「なにをしていたの?」
「口寄せ契約をしている動物を呼び出し今の状況を里に知らせようとしたのですがこ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ