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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第三十三話 明日
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ストライクフリーダムはキラ・ヤマトの運用を想定して極限まで運動性向上のために装甲を細かく分割しスライドさせるシステムを採用しているが防御力低下の要因にもなっているのだ。
防御を犠牲に運動性を求めた結果である。
それを好機と見たシンはデスティニーインパルスのエクスカリバーを構えてストライクフリーダムに突撃する。
それを見たキラは何とかカリドゥス複相ビーム砲とクスィフィアス3レール砲をデスティニーに放つ。
それらはデスティニーの頭部に直撃し、頭部を破壊するが、デスティニーの速度は全く落ちていない。

キラ「っ、止まれ!!止まれええええ!!」

恐怖を感じたカリドゥス複相ビーム砲を何度も放つがギリギリで回避し、ストライクフリーダムに肉薄。
そして…。

シン「これで終わりだああああああ!!!!!!!!」

エクスカリバーがストライクフリーダムを貫いた。

キラ「う…っ……………あ………ああ………」

エクスカリバーに貫かれたキラは激痛に苛まれる中、今の状況が理解出来なかった。
何故負ける?
自分は世界のために戦ってきた。
それなのに何故世界の敵に、デュランダル議長に従う敵に負ける…?
キラは霞んでいく意識の中、記憶の中のアレックス…アスランに助けを求めた。
自分を助けて欲しい。
そして一緒に、前のように一緒に戦って欲しい。
自分の記憶の中のアスランはいつも溜め息をつき、小言を言いながらも助けてくれた。
だから今度も…。

キラ「アス、ラ…ン……助けて…怖いよ…死に、たくな、い…よ……」

キラの最期の言葉と共にストライクフリーダムは核爆発を起こした。
シンは爆発に巻き込まれながらも呟いた。

シン「死にたくない…か……。でもな、最高のコーディネーター、キラ・ヤマト。あんたや俺が墜として来た奴らも、あんたと同じ気持ちだったんだぜ……」

ストライクフリーダムが完全に爆散した。
核爆発の凄まじい熱量がデスティニーを襲う。

ステラ「シン!!」

損傷したガイアがバーニアを吹かし、デスティニーの反応がある場所へと向かう。

アレックス「キラ…」

目を閉じれば昨日のことのように思い出せる。
幼年学校から共に過ごした思い出を。






































キラ『やっぱ凄いよなあアスランはあー』

アスラン『そんな大したことじゃないよ…最優秀って言ったって同学年の中だけだし…』

キラ『だってあの論文、僕が読んでも何のことやらチンプンカンプンだったもん!!』

アスラン『何言ってんだよ!あの時、キラは1ページ目の見出し見ただけで投げ出した癖に!!キ
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