春奈、庶務就任……です。
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
好で通学してます。寮から50メートルない距離で通学というのもおかしい気もしますが。
私の容姿は精霊の十香にそっくりで髪の長さも同じ位です。黒い髪と言うより闇色の髪ですから特異な目でよく見られがちですね。
長さも腰近くまであるので頭頂部から赤いリボンで結っています。
髪型だけSAOのアスナみたいな感じですね。そろそろ呼吸も落ち着いてきましたし用件を聞きましょうか。
「―――ふぅ。で、楯無さん。なんの要件でしたっけ?」
急須で淹れた緑茶(玉露)をそっと差し出します。楯無さんは「どうも」と一言。
「温すぎず熱すぎず。いい仕事するわね〜。これは玉露ね?」
飲んでからそう言ってくる楯無さん。まぁ悪い気はしませんが。
「お茶は好きですからね。紅茶もいいですが日本人たるもの緑茶が一番なのです。」
「淹れ方も様になってるし春菜ちゃんを嫁に迎える男子は幸せだろうね〜美人で性格もいいというのもなんかずるいね。」
「楯無さんがそれをいいますか。説得力無いですよ?」
「あはっバレちゃった?」
……それから少し和菓子とお茶を肴に会話をしていたらいつの間にか夕暮れとなっていました。
「あら?もうこんな時間。そろそろ戻らないと虚にお小言貰っちゃうわね。」
「……あ、生徒会のお仕事ですか?」
「そうなの。……あ、今思い出した。私の用件。」
「忘れてたの!?」なんて言えません。
「用件て……なんでしょう?」
「春菜ちゃん。生徒会のメンバーにならない?」
……メンバー勧誘ですか。確かに生徒会はまだ規定の人数の上限5人が揃っていないと聞いていましたし。どこぞのめだかボックスだ。
「私でいいんですか?」
「借りをチャラにできるよ?もちろんそれなりの待遇もさせてもらうし。どうかな?」
「分かりました。引き受けましょう。借りを返せるのなら喜んで。」
借りとは一夏の特訓に付き合ってもらったことです。と言っても私が一夏の特訓を見ている時に楯無さんはひょっこり現れた人でした。
この人のアドバイスに従って一夏を鍛えたらセシリアを圧倒するほどの急成長です。ホントに驚きました。
しかし、原作との差異がどこまで起こっているのかが分からないハンデ。―――やっぱり手探りで行くしかないのかなぁ?……まぁ今考えても仕方ない気もしますが。
「じゃあ、春菜ちゃんには庶務を頼むわね。」
「了解です。」
まさかの善吉ポジション……あんな濃い面々じゃないか。
「明日の放課後にでも生徒会に来てくれる?」
「場所はどこに?」
「後で端末にデータ送っとくから。迷子にはならないわよね?」
「なりません!」
「あはははっ、じゃあ明日ね。お
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ