春奈、庶務就任……です。
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子波制御の端末も煙を上げる。
「ぐあぁぁぁぁ!あ、頭が……割れ……ぐ―――。」
「りっリボくん!?って!?ギュムウ〜―――」
突如、リボンズが頭を抱えながら暴れてデスクを蹴っ飛ばし床にのたうち回る。
束も蹴り飛ばされた机の下敷きになった時に後頭部を強打して―――2人はほぼ同じタイミングで気絶したのであった。
●
○side???
[ワレノ道ヲハバムナ……]
電脳から引き下がる彼の手には膨大なデータが握られている。
不正アクセスの実行犯はRCIサーバーの深部からの離脱に成功した。
彼が脳量子波制御の端末を攻撃した際にリボンズの脳波は干渉されて頭の割れそうな激痛を引き起こしたのだ。
[モロイナ……。イノベイドナドコノ程度カ。]
彼は[G]―――ジェネレーションシステムから奪った[悪意のニューロ]が欠けていないかを確認した。
悪意のニューロは彼の手駒、兵士へとなりうる存在であるのだ。
[ワレガ悲願ノ成就ニマタヒトツ近ヅケタ。……[欠片]モ十分ニ集マッタ。……[クリスタルハート]ヲウチクダクタメノ[クリシュナ]ハ何処ニアル……?]
彼は探し求める。
―――自らの体を取り戻すために。
[……探セバイイダケカ。]
その言葉を最後に彼は電脳から忽然と姿を消した。
●
○side春奈
「……はぁ……はぁ―――死ぬかと思いました。笑い死にですけど!」
「あははっ。春菜ちゃんって可愛い反応するわねぇ。」
私をくすぐって満足したのかとてもいい笑顔の楯無さん。対する私は息も絶え絶えに文句を言うクタクタな私……どうしてこうなった。―――ですよ。
胸元は軽くはだけてスカートも絶対領域?が丸見えもよろしく少々捲れています。
とりあえず弱々しいポーズで―――想像は任せます。by作者
「モウ、オヨメニイケナイ(棒)」
「棒読みで言われても説得力無いわよ?て、地の文……あれでいいの?」
……ごもっともです。あとメタには触れません。
私は乱れた着衣を整えてベットに腰掛ける楯無さんに向き直ります。
相変わらずニコニコとしていて何を考えているのかがわからない人……人に自分が見えないようにしている女性ですね。
因みにカスタム可能なIS学園の制服。私の制服は肩と袖が切り離されていてそれをツイスト・ナノケプラーと言う極細の繊維で軽くとめて肩が見えるようになってます。
いわゆる肩出しルックですね。スカートは股下5センチのミニスカートに黒のニーソックスを合わせています。
靴は焦げ茶のブーツですね。
腰にはカスタマイザー[RCI社製・投影ディスプレイ/投影キー搭載携帯端末]を提げています。
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