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襲撃と天罰の雷
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スも教えるくらいだ

ア「キリンはフラヒヤ山脈の森奥で目撃したって聞いていル。正確じゃないが、そこで目撃されたのが多いナ」
キ「情報感謝するで。ほな、約束のものやるで」
ア「毎度あリ。確かに受け取った」

キバオウは情報を入手した後、すぐに集会所から出ていった

モ「あいつら大丈夫か……?」
レ「大丈夫なわけないでしょ。古龍に挑むにしては初めてみたいだけど」
カ「それに古龍は普通のモンスターとは明らかに強さが違うから……」

これでも俺達は古龍に挑んだことがある。獲物はクシャルダオラ。初めて古龍と戦った時は怖いというより未知の存在に感じた。吹き荒れる風の鎧は最大の防御、そして年季を感じさせる錆びた鋼の体。俺達じゃ勝てないと思ったが、二時間に渡ってやっと討伐した時の喜びは忘れられない

ア「た、大変!!キリト君が!!」

バンッと勢い良く集会所の扉を開けたのは、買い出しに行っていたアスナ。何やら様子が慌ただしい

カ「一体どうした?キリトが何だって?」
ア「キリト君……ティガレックスに襲われたって……」

そのモンスターの名前を聞いた俺らは絶句した。あの轟竜がこの雪山地帯にいるということはアルゴの情報は本当みたいだ

ア「キリト君の他にもう一人は気を失ってるみたいだから手伝って貰おうと思って……」
レ「なら、早くしましょう。それに轟竜がどんなのかも知りたいし」

一度、古龍のことは置いといてキリトにティガレックスの話を聞くことにした










































────その頃。フラヒヤ山脈の森奥では

キ「ヒヒィン!!」

キリンはグラビドSとガンランスを装備しているプレイヤー50人と相対していた。プレイヤー達はキリンに砲撃を当てるが、キリンは止まることなく突進と雷を繰り出し、プレイヤー達をガラスの破片にする

キ「もっと攻撃を当てるんや!!あの古龍さえ狩れれば……あの血盟騎士団を超えるんや!!」

キバオウの考えはあの攻略ギルド血盟騎士団も狩ったことがない古龍を狩れば、自分の軍は血盟騎士団より証明できるからだ。しかし、現状では

隊1「伝令です!50人中47人が死亡してしまいました!!残るは隊長を合わせて三人です!!」
キ「な、なんやと!?ちっ……わいも出る!!」

舌打ちをしながら、キバオウはキリンと戦う。そしてついにキバオウ一人だけになってしまった。キリンのHPは四本あり、50人かかっても少ししか減っていない

キ「わいが…………わいが負けるはずないんやぁぁ───!!」
キ「ヒヒ─────ン!!」

キリンの突進と同時に竜
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