第五章 StrikerS編
第百五十八話 『決戦(2) ライトニングの攻防』
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『大丈夫です! 僕はフェイトさんの事はもうすでに知っています! ね? キャロ?』
『うん! だからあなたなんかの口車なんかには乗りません!』
ありがとう。エリオ、キャロ…。
それにスカリエッティは、
『フフフ…そうか。つまらないなぁ。話していたのかい。二人に聞かせて君を苦しめてあげようと思っていたのだが、考えが外れたようだ。だが、まぁいい』
スカリエッティは指をパチンと鳴らす。
すると地面から赤い線が伸びてきて私とアリシアを捕まえようとしてくる。
「アリシア!」
「うん! スピードスター! ガンズモード!」
私はザンバーフォームで、アリシアはガンズフォームで撃ち抜こうとしたけど、赤い線は意思でも持っているかのように動き、躱す。
そして次第に数は増えていき私達は背中合わせに包囲されてしまい線の檻に二人して閉じ込められてしまった。
「くっ…!」
「こんなもの…!」
私とアリシアはなんとか脱出を試みようとするがビクともしない。
AMFも濃いので無駄に魔力は消耗できない。
アリシアは魔術だからなんとか抜け出せるかもしれないけど、きっと私一人残して脱出なんてアリシアは考えないと思うから手詰まりだ。
もう、切り札を切るしかないのかな…。
と、そこに直接スカリエッティの声が聞こえてくる。
「君達二人を閉じ込める事ができた事は僥倖だよ。特にアリシア・テスタロッサは死者蘇生の成功例。ぜひ手に入れたかったのだよ」
ッ!? やっぱりアリシアも狙いのうちだった!?
いけない! このままだと!
私はすぐさまに切り札を出せる準備を始めようとするのだった。
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