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【完結】剣製の魔法少女戦記
第五章 StrikerS編
第百五十八話  『決戦(2) ライトニングの攻防』
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るためだ!」
「そうですか。残念です…」

そう言って戦闘機人は残念がる。
そこにアリシアが、

「…ねぇ、フェイト。お嬢様ってことはもしかして…」
「うん。そうだよ、アリシア」
「どう言う意味だ…?」

ランサーは分かっていないようであった。

「ほら、ランサー。フェイトは、その、私の、でしょ…?」
「あ? あ、あぁ! そうだったな。忘れていたぜ」

ランサーもようやく思い出したらしい。

「アリシアお嬢様もできればこちらに来ていただきたいのですが…」
「ふん! むざむざと敵についていくなんてするわけないでしょ! ベー!」
「あ、あはは…」

アリシアは昔からの天真爛漫っぷりで舌を出して反撃していた。

「ならば、無理やりにでも着いてきていただきます。IS・ライドインパルス」

戦闘機人がISを展開して挑もうとしてくる。
だがランサーが前に出て、

「やめときな。お前ごときが俺に敵うとでも思っていんのか?」
「思ってはいませんよ。ですから…お願いしますよ」

そこには槍を構えたフードの女性が姿を現した。

「ほう…またお前か。なら相手になるぜ。マスター、後は頼んだぜ?」
「うん。ランサーも負けないでね」

そう言ってすぐさまにランサーとフードの女性は一瞬で姿を消した。
やはり、あの人もサーヴァントなのかな?
それより気持ちを切り替えて私とアリシアは戦闘態勢を取ろうとするがそこに、モニターでだがスカリエッティの姿が映される。

『やぁ、ごきげんようだね。フェイト・テスタロッサ執務官・そして…アリシア・テスタロッサ』
「スカリエッティ!?」

さらには、

『そして、聞こえているかい? Fの遺産に竜召喚士、聞こえているかい?』
「エリオ! キャロ!」
『フェイトさん! アリシアさん!』
『そちらで戦っているんですか!』

エリオとキャロの声が聞こえてくる。
あっちも必死に戦っているんだね!
でも、そこに人の気持ちを逆撫でしてくるかのように、

『私の起こした祭りは楽しんでいってもらえているかい?』
「何が祭りだ!」
「そうだよ! こんな祭りなんて願い下げだよ! この重犯罪者!」
『ふふふ…重犯罪者ね。人造魔導師や戦闘機人計画、そして君達の母親が完成させたprojectFATEの事かい…?』
「全部だ!」
「うん! 確かにお母様はそれを作った。でも、そのおかげで私はフェイトと出会うことが出来た!」
『おや? それを君達の保護している二人に伝えてもいいのかね? なぁ、Fの遺産に竜召喚士?』

エリオとキャロに話は聞こえているようだ。
でも、いいんだ。
私はアリシアのクローンだってことは前もってもう知らせてあるから。
その証拠に、


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