第6章 無限時計編
無限時計を追え!
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少しして・・・
「よし、できた!こんな感じでいい?」
ロメオがそう言う。壁にフィオ―レ王国の全体地図を掛けた。
「うん、上出来。」
カナさんがそう言う。
「六魔将軍が次にどこを狙うか、
あと、どこに誰が行けばいいのかも、まとめて占うからね。」
カナさんはそう言い、カードを頭の近くに置き、集中する。
「見えた!!」
カナさんはそう言い、カードを投げた。カードは全体地図の一部一部に刺さった。
「これで決まったのか?」
「うん。」
ビックスローさんの言葉にカナさんは頷く。
「チームの相性と、目的地の相性、いい感じになっていると思うよ。」
カナさんの占いはそんな事もできたんですね・・・!
「何でもいいから早く出発させろぉ!!」
ナツさんがそう言う。
「発表するぞ!」
マカオさんが刺さったカードを取り、そのカードの絵柄の人物の名前を言うらしい。
「まず、最初のチーム、グレイ、フリード!」
どうやらグレイさんとフリードさんのペアですね。
「面白い。1度お前とは組んでみたいと思っていた。」
「術式と氷の魔法か・・・うまく組み合わせれば面白い使い方ができそうだな。」
フリードさんとグレイさんはそんな会話をする。
「次、エルザとエバーグリーン!」
「チームワークとか、大丈夫なのかよ?」
マカオさんの発表した組み合わせ2人の名前にロメオはそう言う。
「2人って、仲悪いのですか・・・?」
「まぁ、エバーグリーンはエルザにライバル意識を持ってるからなぁ。」
俺の言葉にワカバさんが答える。
「・・・と、マックス。」
「お、俺かよ!?」
マカオさんが最後におまけの様に言った言葉にマックスさんは驚く。
「いい機会だわ。どっちが妖精の名にふさわしいか、今度こそハッキリさせましょう!」
「肝心なのは無限時計を見つける事だ。それが済んだら、いつでも相手をしよう。」
2人はオーラを出して、睨み合っていた・・・。
「え、ああそんな、張り合わねえでさぁ・・・和やかになろうよ、な、な、なぁ?」
マックスさん、ご愁傷様です・・・。
「次は、ガジルとジュビア!」
「幽鬼の支配者からの鬼籍組コンビ。」
マカオさんの発表にレビィさんがそう言う。
「何故ぇ!?ジュビアとグレイ様が離れ離れに!!?
それこそ、世界の終わりだと思います!!」
ジュビアさんは泣きながらそう言う。
「次に、ビックスローとウェンディ。」
「何!?」
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