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混沌の魔術師と天空の巫女
第6章 無限時計編
無限時計を追え!
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いてあったのを見て、そう言った。

「理由は書いてないの?」

エバーグリーンさんがそう言う。

「・・・・・・書いてない。」

ルーシィさんはそう言う。

「数年間、行方不明の後、突然、作家ウィル・ネビルとして再び世の中に出てきたそうよ。」

ルーシィさんは続けてそう言った。

「でも、星霊魔導士だった事は載ってないわね。弟子が大勢いた事も・・・」

「何がどうなってんだ?
 辞典にも出てない事をどうしてキナナが知ってるんだよ?」

ルーシィさんが言った後、マックスさんがそう言う。

「しかも古代の文字で書くなんて・・・。」

「普通じゃあり得ないな。」

ハッピーと俺がそう言う。

「無限時計が教会の物だったって、レギオンの隊長が言ってたわよね?」

シャルルがそう言う。

「その教会にいた人が『星空の鍵』の作者で、
 ジュード叔父さんが姉さんにメッセージとして残した・・・。」

ミッシェルさんがそう言う。


ダン!


「だぁー!じれってぇ!!!だから結局どうすればいいんだよ!!?」

ナツさんがイラ立っていたのか、テーブルを叩いて怒鳴って言った。

「その、ミルク・デビルとかってのを探して、ぶん殴りゃあいいのか!?」

「ナツさん、ウィル・ネビルです。」

ナツさんの言葉に俺はツッコミを入れる。

「ウィル・ネビルはとっくに死んでる!ちゃんと話聞いてろぉ!!」

ぐれいさんがそう言う。

「んだとこの野郎ぉーー!!」

ナツさんとグレイさんがまたケンカを始めた・・・。

「グレイ様、頑張ってぇー!」

ジュビアさん、あんたもか・・・

六魔将軍(オラシオンセイス)が次にどこを襲うのかがわかれば、待ち伏せができる。」

「うん。」

マックスさんの言葉にハッピーは頷く。

「ですね・・・それが苦労しませんが・・・」

俺はそう言ってしまう。現にその手掛りが今は無い。

「うぅ・・・はぁー・・・!うるさいわねぇ。寝られあしないじゃない?」

カナさんがそう言ってきた。さっきまでずっと寝ていた。

「お前こそいつまで寝てんだ!もう昼過ぎだぞ!!」

ワカバさんがそう言う。

「何だか知らないけど・・・やたら眠くって・・・。」

カナさんはまだ眠そうな状態であった。

「何?六魔将軍(オラシオンセイス)の居場所を見つければいいの?」

どうやら今さっきの話の内容はわかっているみたいだった。

「そうか、お前の占いで・・・!」

エルザさんがそう言う。

「そう言う事!」

カナさんはそう言い、ウィンクする。















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