第6章 無限時計編
無限時計を追え!
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この世界に・・・終末を齎すには・・・」
キナナさんは倒れているが、まだ何かを言っている様だった。
「もしかして、例の事、何か思い出したの?」
ルーシィさんはそう言う。
「どうだかなぁ・・・ここ最近、その事で悩んでいるみたいだし・・・。」
マックスさんがそう言う。キナナさんは気絶し、エルフマンさんが運んだ。
「キナナはね、長い事、呪いを掛けられてたんだって。」
「呪い?」
ルーシィさんはキナナさんの事情について知らないミッシェルさんにそう説明した。
俺とウェンディ達はギルドに入って少ししてその事を知った。
「これ、古代ポタメリヤ語だよ!」
レビィさんが樹奈々さんが彫った文字を見てそう言う。
言われてみれば、時計の部品や歯車、そして俺が見つけた絵本と似たような文字があった。
「またそれかよ!?」
「針の文字と同じか・・・。」
ワカバさん、マカオさんがそう言う。
「どうやら、ウィル・ネビルについての記述らしい・・・。」
フリードさんがそう言う。
「ウィル・ネビル?」
「『星空の鍵』の作者だな。」
「それに・・・あの絵本の作者も・・・。」
「えっと・・・ざっと翻訳すると・・・
『ウィル・ネビルはかつて何体もの星霊と契約し、
彼らを使いこなす事ができた偉大な魔導士だった。』」
レビィさんは文字を見てそう言った。
「星霊と契約?」
「作家であり、星霊魔導士でもあるのか・・・。」
ハッピーとグレイさんがそう言う。
「さらにこうある。
『ウィル・ネビルには多くの弟子がいた。
しかし、彼が永久の眠りについた後、
弟子達は散り散りになり、その後の行方は分からない。』」
「あっ!」
フリードさんが言い終わった後、ルーシィさんが何かを思い出した様であった。
少しして・・・
「何だこれ?」
ナツさんはルーシィさんが持ってきた本を見てそう言う。
「人面辞典、倉庫から持ってきたの。」
ルーシィさんが持ってきたのは人面辞典であった。
「ええっと・・・あった!
ウィル・ネビル、作家、ゼントピアの・・・枢機卿?」
ルーシィさんは人面辞典に書いてあるウィル・ネビルについての事を言った。
「食いモンかそれ?」
「違います。」
「教会組織のお偉いさんだ。」
ナツさんの言葉に俺とエルザさんはそう言う。
「えーっと・・・枢機卿として数々の功績を残し、
ゼントピアの歴史の研究家としても知られていた。
でも、ある時期を境に教会を離れて、しばらく行方不明になったんだって。」
ルーシィさんは人面辞典に書
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