第二十二話
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』
そう説明し終えた瞬間に……神名は変貌を終えていた。
その姿は正に……黒いドラゴンといえるものだった。
《何度でもお前達は滅びの道を選択するのだなっ!》
『『『『『『汝を紅蓮の煉獄に沈めよう――』』』』』』
『Juggernaut Drive!!!』
あれが……覇龍……か……。
『安心しろ、相棒はああはならない。あれは神器に限った話だからな』
そうか、でも……
「ふん、たとえどのようになろうと俺を殺す事など」
そう言ったクルゼレイと言われていた男が消えた。
いや、おそらくだが……斬り刻まれたのだ。
「なに?」
そう言って……シャルバは消えた。
おそらくは危険を察知して、逃げたのだろう。
しかし神名は止まる事を知らずに暴れ回る。
「あれは……もうただの化け物だ」
俺はそう言うしか出来なかった。
アーシアSIDE
今、私は変な空間を浮遊しています。
「ここは、一体どこなのでしょう……?」
しばらく浮遊していると……何やら席にも似た……えぇと確か玉座、でしたっけ?が浮遊していました。
「これって……一体何なんでしょう……」
私は玉座に触れます。
すると……私は何やらまた変な空間にやってきました。
「あれ?ここってさっきまでの場所じゃないです……?」
私は少し混乱しながら周りを見渡していると
『なるほど、お前が私の適合者か』
そんな声が聞こえて来ました。
「えっ?だ、誰ですか?」
『ふふ、怖がらせてしまったな』
そしてその声の主であろう女性が現れます。
年は私と同じ位でしょうか?それか少し下ですね。膝まである長い黒髪と材質不明のお姫様が着るようなドレスを着ています。そのドレスのつなぎ目、インナー部、スカートは物質とは思えない光の膜でおおわれているのが特徴的です。
『私の名前は夜刀神十香。まあ、私は意識に過ぎないがな』
十香さんは続けてこう言いました。
『さて……お前には守る覚悟はあるか?』
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