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ファイアーエムブレム 〜神々の系譜〜
第一章 運命の始まり
第三話
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 「ええ、それなりに」

 「そうか、そうか。私が初めてここに訪れた時は緊張しっぱなしだったぞ」

 「きっと一人だけなら、そうなってたでしょう。ですが兄上に姉上のおかげでそうならずに済みました」

 「うむ、エルトシャン。ラケシス。ロキ。お主たちは、仲良くせねばならんぞ。兄妹で血で血を争うなんてことはしてはいかん。幸い、その兆候はないようでよかった」

 「「「はい」」」

 なんというか、そんなことここで話すことやないやろ!





 パーティも終わり、その翌々日にはエルトシャンは士官学校に戻り、ロキ一行も帰路についた。ロキが城に帰り着いた翌日、剣の特訓が再び始まった。他にも槍や馬術を教わり、もちろん勉学にも励んだ。そしてあっという間に3年の月日が経ち、ロキ10歳。ようやく神の啓示が果たされようとしていた。


 序章 運命の始まり   終幕


 
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