暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR2
0596話
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出す。

「魔法があるというのはこの前見せただろう? この炎のように。魔法があれば、当然その魔法を使った特殊なアイテムの開発も進む。それがマジックアイテムだ。その中の1つにダイオラマ魔法球というのがあってだな。その中では外の1時間が2日になる。もちろん普通にそこを使えば異様に早く歳を取る事になるが、それは別のマジックアイテムで対処してあって魔法球の中にいる限りは歳を取らないようになっている。ニーズヘッグは想像通りに俺の専用機だな」
「そうなると、シャドウミラーのメンバーは基本的に1日で1ヶ月半近くを過ごしているのか?」

 俺の言葉に驚愕の表情を浮かべるギルフォード。
 無理も無い。1日全てを魔法球の中で過ごしていればたった1日でそれだけの時間を過ごせる計算になるのだから。しかも魔法球の中にいれば年齢が加算されないというおまけ付きなので、限定的ではあるが不老に近くなったりもするしな。
 もっとも……

「計算上ではそうなるが、そこまで魔法球に入り浸っているというのは殆どいないな。普通は1日のうち数時間程度といったところか」

 技術班の中でも数人程は魔法球に籠もっているが……それはあくまでも少数でしかない。一番多い利用法としては、やっぱり魔法球の2日間を休日として使うエザリアのような使い方だろう。

「お前が望むのなら、魔法球に関しては実際に向こうに行ってから体験させてやるよ。まずは俺達シャドウミラーの本拠地……ホワイトスターへと行こうか」

 呟き、ゲートシステムの転移システムを起動させる。
 同時に、光の繭のような転移フィールドが生成され……

「お、おいアクセル。これは本当に大丈夫なんだろうな!?」

 転移フィールド初体験のギルフォードが思わずそんな声を上げるが、こればっかりは慣れて貰うしかないとばかりに無視して……次の瞬間には転移が実行され、俺達の視界に見える景色は洞窟から人工物へと変わっていた。

「これは……ここが、ホワイトスター?」

 何も無い広大な空間を見回しながらギルフォードが呟く。
 まぁ、確かにこの転移区画だけを見ればそう思うのも無理は無いが……

「ここは転移区画。各世界にあるゲートと繋がっている場所だな。で、あれがリュケイオス。ホワイトスターと各世界を繋ぐ為の扉だ」

 転移区画の中心にある装置へと視線を向けながら説明を続ける。

「この転移区画が広いのは、宇宙戦艦とかを他の世界に転移する必要があるからだな」
「……宇宙、戦艦……」
「ああ。もっとも、お前達の世界だと宇宙開発は殆ど行われていないから想像出来ないかもしれないが。あぁ、ほら見てみろ。丁度他の世界から転移してきた奴がいる」

 俺の視線を追ったギルフォードは、光の繭のような転移フィールドが生成されて
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