影に潜む人形
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
手札から融合武器ムラサメブレードとデーモンの斧を装備する。これで攻撃力は2300。重装武者ベン・ケイの効果で三回攻撃だ。やれ、重装武者ベン・ケイ!」
4000→3900→1600
ベンケイが大量の武器を使って俺のフィールド上のモンスターを駆逐していく。ミドラージュは乗っているモノごと叩き斬られ、ファルコンは背中からバッサリと。
だが、死んでもただでは起きない。それがシャドールだ。
「エルシャドール・ミドラージュの効果発動。このカードが墓地に送られた時、墓地からシャドールと名の付いた魔法・罠を手札に加える。よって影衣融合を手札に」
「なるほど。それで何度でも融合できると言うわけか。だが、エルシャドール・ミドラージュの攻撃力は2200。重装武者ベン・ケイの2300には一歩及ばないぞ?私はこれでターンを終了する」
それは手札にあるカードでなんとかできる。問題は相手のチートドローが発動しないかどうか。天よりの宝札→ベンケイ装備五枚とかやられたら手札的に勝てない。
……つまり問題はいかにしてこのターン中に仕留めるか、だ。
「……俺のターン、ドロー。終末の騎士を召喚。効果でシャドール・ビーストを墓地に送る」
このドローが肝心だな。
「シャドール・ビーストの効果発動。カードを一枚ドローする。そして影衣融合を発動。手札のシャドール・リザードとライトロードハンター ライコウを融合。エルシャドール・ネフィリム」
「攻撃力2800だと……」
こちらはミドラージュとは違って召喚阻害効果はないが、特殊召喚されたモンスターに対して絶対的な戦闘力がある。代わりにカード効果では破壊されるのだが。
「シャドール・リザードとエルシャドール・ネフィリムの効果を発動。デッキからシャドールと名の付いたカードをそれぞれ一枚ずつ墓地に送る。よってシャドール・ドラゴンとシャドール・ヘッジホッグを墓地に。そしてシャドール・ドラゴンの効果でデーモンの斧を破壊。シャドール・ヘッジホッグの効果でシャドール・ファルコンを手札に」
そして運のいいことにビーストの効果で引いたのは融合。手札には今サーチしたファルコンと融合。そしてフィールド上には終末の騎士。
「融合を発動。手札のシャドール・ファルコンとフィールド上の終末の騎士を融合。エルシャドール・ミドラージュ」
ミドラージュとネフィリムが並び立つ。壮観だな。
相手がエクストラデッキからモンスターを召喚してないから手札が満足になってしまった。あっち(OCG環境)ならそんなことはなかったのに。むしろ手札が増えすぎてどう処理するか困ったものだ。
※作者自身の実話です。
「バトル、エルシャドール・ネフィリムで重装武者ベン・ケイに攻撃」
3700→2200
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ