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ファンタシースターオンライン2 蒼穹の剣士
第四話 決着と決意
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俺でいいのか?」
由花里「ジルベールさんは、私の心を溶かしてくれましたわ…虐めと呪縛で凍った心を…ジルベールさんには感謝してもしきれませんわ…」

ジルベールはこんなに感謝される様なことはした覚えが無かった…
ただ単に、自由に生きて欲しかった…それだけなのに…
俺は由花里の彼氏になる気は無かった…

由花里「駄目…ですか?」
ジルベール「いや、そういう訳では…気持ちは嬉しいが…その…」

由花里は微笑を浮かべて言った
由花里「そうですわね…戦った相手にいきなりキスされて、告白されたら…困りますよね…」

ジルベールは申し訳なさそうな顔をして
ジルベール「その…すまない…」
由花里「いいですわ…でも、私の気持ちは受け取ってくださいますか?貴方は好きだという気持ちを…」
ジルベールは頷いて言った
ジルベール「わかった…それと由花里…」
由花里「何でしょうか?」

ジルベール「俺の事はジルと呼んでもいい…」

由花里は笑顔を浮かべ
由花里「わかりましたわ…ジル様………では、私はこれで失礼しますわ…また明日…」
お辞儀をして、ベンチから腰を上げた由花里は屋上を出ていった…



ジルベールは月の光を浴びながら考えていた…
由花里の事である…
これまで女の子を恋人として好きになった覚えが無いのである…
由花里の気持ちにどう答えて良いのかわからないのである
ジルベール「明日から由花里とどう接すればいいのかな…まあ、いつも通りでいいか……さて帰るか…」

ジルベールはベンチから腰を上げ、刹那で家を目指した






朝…………
ジルベールは爆睡していた……
自分のベットで………………

リシア「お兄ちゃん!起きて!朝ごはん出来たよー!」
アーシア「にぃに、おきて!がっこう、ちこくするよー」

リシアとアーシアが寝ているジルベールを馬乗りして揺さぶって起こそうとするが
寝起きの悪いジルベールはその程度では起きなかった…

リシア「アーシア、こうなったら最終手段よ!」
アーシア「うん!」

そしてふたりはジルベールの両側の頬にキスをした…



ジルベール「んん?…わっ!」

突然の事に飛び起きたジルベールは二人に

ジルベール「毎回毎回なんて起こし方だ!まったく…」

と愚痴ったが

リシア「お兄ちゃんが起きないから悪いの!」
とリシアに反論された…面目無い…

カルア「ジル!朝ごはん冷めるよ!早く起きなさい!」

ジルベール「わかったよ…」



こうして俺の新たな1日が始まる…

続く…
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