暁 〜小説投稿サイト〜
赤城と烈風
冬の戦争
俊足の駆逐機
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
 待ち望まれていた切札、対爆撃機用重戦闘駆逐機(カンプツェアシュテーラー)の鮮烈な初陣(デビュー)
 3機の(ファルケ)、fw187が実戦証明済(コンバットブローブン)称号(タイトル)を得た瞬間でした。



 1940年1月18日の初陣を飾ったフォッケ・ウルフfw187、高速双発単座戦闘機の先行生産型A-0。
 3機に乗るデンマークの戦士達は森と湖の国を護る為、交代で休む事無く出撃を繰り返します。

 3羽の(ファルケ)は連続出撃を重ね、一撃離脱戦法《ヒット・アンド・アウェイ》を駆使。
 続く10日間で1人当たり18機、合計90機もの爆撃機を撃墜する大戦果を挙げました。

 凄腕の狩人《ハンター》は奮闘を続け、俊足の襲撃機《シューター》は爆撃機の編隊を駆逐。
 累計で数百機にも及ぶ爆撃機を反転させ、大量の爆弾を投下する無差別爆撃を未然に防止。

 縦横無尽に北の空を疾駆する白銀色の鷹、fw187《ファルケ》を操縦する狙撃手《スナイパー》。
 眼に見えない戦果として高く評価され、デンマークの戦士達に直筆の感謝状が贈られました。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ