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打球は快音響かせて
高校2年
第十八話 不気味
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わにする。初回からいきなりヒット3本を浴び、三龍打線の餌食になっていた。

(……昨日オレに3発も食らわせた罰ですよ〜、我らがエースの新田さん?)

マウンド上の投手とは対照的に、この展開に全く動じていない、いや、むしろニヤニヤといやらしい笑みを口元に浮かべているのは捕手の川道だった。

(……しっかしこないにも思い通りに打たれてくれるとは思うてなかったな〜)

川道はフフン、と鼻を鳴らして笑った。
その嘲笑は、およそ同じチームの、それも先輩に向けるべきものではなかった。


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