暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第41話 桃黒戦争決着!!どうしてこうなった?
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、互いの顔を見て嬉しそうに微笑みました。が、私は絶対にウンとは言えません。首を横に振りながら……。

(私は絶対に嫌です!! 《共鳴》を発動するなら私は絶対しません)byギル

 カトレアとティアが溜息を吐きました。私はそんなに自分勝手な事を言っているのでしょうか?

(仕方ないのう。主がそんなに嫌がるなら、こちらが妥協するしか無かろう)byティア

(そうね。仕方ないわ)byカトレア

 本当に良かったです。結婚前にセックスレス決定なんて冗談じゃありません。私はホッと、安堵のため息を吐きました。と言うか、今のやり取り何か変じゃありませんでしたか?

(……寸前や最中に発動すれば良いし)byカトレア

(うむ。その通りじゃ)byティア

 カトレアの意見に、ティアがうんうんと頷きました。

(お前等とは何があっても絶対にしない)byギル

 カトレアとティアが「「あっ」」と、声を揃えました。この2人と事に及ぼうものなら、男の尊厳が木っ端みじんに吹っ飛びます。私は手で大きく×を作りながら、首を横に振りました。状況から考えて、君達が仲良しな理由が分かりません!! と言うか、本当になんでそんなに仲が良いの?

「兄様。さっきから何をやっているの?」

 ここでアナスタシアが口を挟んで来ました。私は「何でもないよ」と言いながら、アナスタシアの頭を撫でました。カトレアとティアが不満そうな表情を浮かべていましたが、この件に関しては絶対に譲りたくありません。とにかくこの話題は終了です。(結婚前からか……凹みます)

「次は《分霊》ですね。ティア。使えますか?」

「問題無しじゃ」

 ティアは髪の毛を1本ぬき、それを触媒にして分霊を顕現させる心算の様です。ティアが意識を集中し始めると、精神力がごっそり持って行かれるのを感じました。カトレアは平気な顔をしているので、精神力を持って行かれているのは私だけの様です。

 そして分霊が成功しました。ティアの前に、見た目12歳位の銀髪の女の子が居たのです。髪の色と年齢以外はティアにそっくりです。(ティアは見た目20歳位)

 見た目は良いとして、全裸なのは如何にかして欲しいです。と思ったら、カトレアが毛布で即対処してくれました。手際が良くなって来ましたね。

「ティア」

「「なんじゃ」」

 本体と分霊が、同時に返事しました。

(まぎ)らわしいですね」

「なら、分霊用の名前を考えてみたら如何かしら?」

 カトレアに言われて考えてみました。

(ティアがティアマトーから取ったから、それにちなんでマトー……は無いな。真っ白な感じがするからシロ……も無いし。そう言えばマギの時に好きだった格ゲーのキャラに凄く似ているな。耳の形が普通
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