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ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第41話 桃黒戦争決着!!どうしてこうなった?
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ガチャ
「ギル。昨晩は騒がしか……」「兄様」
噂をすれば影と言う奴でしょうか? ディーネとアナスタシアが私の部屋に突入して来ました。恐らく、心配して様子を見に来てくれたのでしょう。と言っても、騒ぎに巻き込まれるのが嫌で、終わった頃を見計らって来るのは如何かと思います。そんな2人は、部屋の状況(ぐるぐる巻きの猿轡カトレアと見知らぬ黒髪美女)を見て、仲良くフリーズしています。
(また……ですか)
ディーネとアナスタシアは、何事も無かった様にそのまま部屋を出て行きました。ここで逃がせば、誤解を解くのが更に面倒になります。私は2人を手早く捕獲すると、部屋に引きずり込みました。
「ギル!! 姉に
まで
(
・・
)
手を出すのは……」
「兄様!! 兄妹じゃしちゃダメって……」
もう、面倒くさいです。私は2人をベッドの上に放り投げました。
「グホッ な 何事じゃ!?」
アナスタシアが寝ているティアに命中しました。起きてくれたなら好都合です。ありったけの殺気と怒気を、4人にぶつけてあげました♪ ついでに、ドアにロックを部屋にサイレントをかけます。
「先ずは状況の把握が最優先ですね。カトレアの猿轡を外してください」
ディーネが頷き、カトレアの猿轡を外してくれました。
「先ずはカトレアからです。カトレアの部屋で、ティアと何があったか話してください」
私がティア(黒髪美女)に視線を向けながら問いかけると、ディーネとアナスタシアは目を見開き固まりました。
「え!? この人 ティアちゃん?」
「……精霊魔法の《変化》ですか」
ディーネとアナスタシアに、ティアが「応」と威勢良く頷きます。一方でカトレアは、何故か青い顔をしていました。
「カトレア。体調が悪いなら、水の秘薬を持って来ますか? 夜中にあれだけ大暴れしたのです。無理はしない方が良いかもしれませんよ」
心配になった私は、カトレアに優しく声をかけました。芋虫状態だから、格好は付かないけど。
「ち 違うの……」
「カトレアは、吾と無理やり使い魔契約したから後ろめたいのじゃ」
ティアが口を挟んで来ました。
「え でもティアちゃんは兄様の……」
「そんな事が可能なのですか?」
ディーネとアナスタシアが疑問の声を上げました。その気持ちは良く分かります。
「実例として目の前に、使い魔のルーンを二つ持っているティアが居るのです。それは認めるしかないでしょう」
ディーネとアナスタシアは、ティアのルーンを確認し頷きました。更に別の所も見ている様な気がしますが、そっちは私には関係ないので放置させて頂きます。と言うか見捨てます。
「それで、どんなルーンを引き当て
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