暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第41話 桃黒戦争決着!!どうしてこうなった?
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こんばんは。ギルバートです。どうしてこうなったのでしょうか? 私は鼻血を治療しながら、漠然と考えてしまいました。私の後ろではカトレアが、嫌がるティアに無理やり服(私が製作したカトレアのシャツ型予備寝間着)を着せています。
「こんな煩わしい物等、着ていられんわ!!」
「良いから着ていなさい!! 慎みは大切よ」
(どの口がほざくのでしょうか?)
「ギル?」
「なんでもありません!!」
カトレアの殺気が凄い事になっています。とても逆らえません。
「この服、胸がキツイのじゃ」
「!!」
あっ、カトレアが絶句しています。
「胴回りは余っておるし……胸ほどではないが、尻も少しキツイのう」
ティア。それ以上は止めてあげてください。
「主。服を着たので、こちらを向いても良いぞ」
許可が下りたので、ティアとカトレアの方に向き直ります。ティアはベッドの上に胡坐をかき、腕を組み挑戦的な笑みを浮かべています。大きな釣り目は、自信に満ち溢れていました。(パジャマの胸部分が、はちきれそうになっているのは見なかった事にしておきます)
一方カトレアは、ティアの隣でうずくまり落ち込んでいる様です。
「あー カトレア。大丈夫ですか?」
取りあえず、落ち込んでいるカトレアに声をかけます。ついでに(原作を見る限り、ちゃんと成長するから大丈夫なのです)と、心の中でフォローも入れておきました。
ティアが少しムッとしている様ですが、カトレアを放って置く訳には行きません。
「ギル」
カトレアが顔を上げ、うるんだ瞳ですがる様な視線を向けて来ました。そんな目で見られたら、今すぐ抱きしめたくなってしまいます。
「カトレ……」
「主!!」
はい。ティアから待ったが入りました。まあ、私も木の股から生まれた訳ではないので、ティアが何故止めに入ったかは分かっています。と言うか、ティアが人間に変化した時の状況を考えれば、分からない方がどうかしています。過去(マギの時)に、これ程もてた事など無いのです。(相手が覚(妖怪)と韻竜では、何処まで喜んで良いか微妙ですが……)
「ギル?」
私の思考を読み取ったカトレアが、先程と打って変わって冷たい視線を向けて来ました。妖怪と言う思考が、お気に召さなかった様です。状況の変化について行けないティアは、ただ眉をひそめる事しか出来ません。
「この程度で怒っていては、心を読めるという特性上、私との恋人生活……延いては、夫婦生活などとても出来ませんよ」
私はさらっと言ってのけます。カトレアは眉間に皺を寄せましたが、ティアも自分が全くついて行けない状況に、機嫌が急降下中の様です。
「カトレア。ティアは私の使い魔で
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