第六話 ロボットサイモン
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言われ買い物に出たサイモンロボットは・・・
「やってられるか!!」
着ぐるみをゴミ捨て場に捨てるサイモン。
買い物を終わらせ帰宅すると
「おかえりです〜あれ?サイモン君?ロボットさんは?」
「父さんがこき使うから出てった」
「ガーン!!」
夕暮れの土手
「ロボットさん!もうこき使わないから帰ってきてくださ〜い」
どこにいるかもわからないロボットに向かって叫ぶリインを見たヴィータは・・・
「おめえ何でもうちょっと我慢できなかったんだよ?」
「だって親びん俺にだって人権があるぞ!」
「おめえにそんな大層なもんは無い。見ろよあのリインの寂しそうな顔」
物凄く泣いているリインを見たサイモンは
「俺にだって人権くらいあるもん!!」
そう言って走り去っていってしまった。
「おいもう帰るぞ。ロボットだって羽伸ばしてるって」
「嫌われたままさよならは嫌です〜」
その時
ガシャコン
リインとヴィータの前に現れるサイモンロボット。
「あ〜ロボットさん帰ってきてくれたです〜」
フルサイズになりサイモンロボットに抱きつくリイン。
「うわ〜汚れちゃったです〜帰って一緒にお風呂です」
((え?))
八神家のお風呂
「ブクブクブクブク」
サイモンロボットを湯船に沈めているリイン。
「もっと浸からなくちゃ駄目です〜」
「ブクブクブクブクブクブクブク!!!」
風呂上りの溺死寸前のサイモンはこう思った。
(子供の夢を守るのは大変だああ!!)
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