第五話 狩り
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正式な物は貰えないの・・・まぁ・・・違法な魔導馬の様な物を作って良いんだったらあたしが作ってやってもいいけど?」
「リスクの方が高くつきそうだからやめとく・・・」
礼羅の提案を蹴る闘真。
「少なくともこいつには俺達全員がかからないといけねえんじゃねえか?」
「・・・だね」
話を理解した若葉は斬十郎を探しに駆けるのだった。
夜・黄昏の森
「・・・・・・・・・・」
礼羅が自分で編み出したホラーをおびき寄せる陣の準備をしていると闘真が呟いた。
「良いのかね〜・・・魔戒騎士が集団行動して・・・」
「しょうがないでしょ・・・今回は多く狩らなきゃいかけないだから」
魔戒棍を構える闘真と三節棍を準備しながら呟く若葉。
そして魔戒剣を構えた斬十郎は瞑想している。
「良いかい・・・陣が発動すればそれに釣られてホラーが溢れ返ってくる・・・覚悟はいいね?」
礼羅の言葉に頷く闘真達。
「お前・・・それで本当におびき寄せられるのか?」
「あたしの腕を信用しろって・・・これでも低級ホラーは何度もかかってるんだ」
『まぁ・・・イングルは低級ホラーだが集団で襲い掛かってくるから厄介だぜ』
イルバの言葉に闘真達は緊張すると、礼羅が指先を傷つけ赤い雫を陣に向かって垂らした瞬間人が赤く染まり始めた。
『来るぞ・・・血の臭いに釣られてイングルが出てくるぞ!!』
赤い陣が弾け飛ぶと集団のイングルの群れが飛翔した。
『キシャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!』
おびき出されたイングルは血の発生源である礼羅に向かって飛び掛かってくると・・・
「!!」
闘真がイングルの一体に飛び掛かり一撃で消滅させた。
「なんだ・・・弱いな・・・」
『甘く見てると痛い目見るぞ・・・』
「ご忠告どうも・・・」
イングルに向かって闘真が魔戒棍を回転させながら構える。
更に
「せいいやあ!!!」
若葉が懐から投具である手裏剣をイングルに向かって投げつけると瞳にヒットし唸りあげた瞬間三節棍で殴りつけた。
「はいはいはいはい!!!!!」
イングルを打ち付けながら若葉が次々と倒していく。
そして
「!!・・!!・・・!!!!!!」
人たちでイングルを次々と斬っていく斬十郎。まだ心にわだかまりがある為鎧を召喚しないようだ。
「!!・!!・!!!」
三連撃でイングルを次々と斬っていく斬十郎の実力に驚く礼羅。
「!!・・・!!!」
礼羅が魔導筆で光を放つと次々とホラーを消滅させる。
「この野郎!!」
闘真は再び飛び掛かり魔戒棍を打ち付けていくと・・・
「十
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