序章・舞い降りた戦士達
第一話
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ーに乗った。
「ACトレイン。事後処理は任せたぞ。」
「私の専門では無いが。まあ、やってみるよ。」
パトカーは電車ロボにそう言うと、サイレンを鳴らして出発した。
《三人称Side》
ビークルモードのボリスがサイレンを鳴らして出発するのを、遠くから眺めている男が居た。
「くそっ。どうなってやがる。」
その男は銀髪でオッドアイと言うテンプレ転生者の容姿をしており、『Fate/Stay night』に登場するアーチャーの衣装に身を包んでいた。
この男の名前は神居玲。悪質な神が面白半分で生み出した転生者だ。
「俺の計画では、堕天使どもが転生者の小鳥遊十花を殺した後、俺が颯爽と現れてマジ堕天使な六花を助け出す手筈だったのによ。ったく。折角情報を堕天使に流したのに、あの連中のせいで台無しだ!!」
「成る程。貴様が今回の黒幕か。」
「っ!?」
神居が後ろに振り返ると、そこにはNダガーが居た。
「己の欲望の為に一つの家族を壊そうとした罪。赦す訳にはいかん!!!」
Nダガーはそう言って二本の刀を抜く。
「このっ!」
神居は直様神から与えられた能力『無限の剣製』で武器を投影しようとする。
「遅い!黒鴉翔波!!!」
だが、その前にNダガーが刀を振るい、鴉の形をした黒いオーラを放った。神居は投影を中止し、それを回避しようとするが避け切れず、左腕の肘から先を切断される。
「ぐああ!!くそっ!!!」
すると、神居は一本のナイフを投影し、Nダガーに向かって投げた。Nダガーはそれをバックステップで回避する。
「その程度の飛び道具・・・」
「壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)!!!」
だが、神居が呪文を唱えた瞬間、ナイフが爆発して辺りを爆煙が覆った。
「おのれっ!!!」
Nダガーは刀を振るって爆煙を切り裂く。だが、神居の姿はもう何処にも無かった。
続く
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