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Angel Beats! the after story
彼女が歌う希望の歌
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よ」

その言葉だけで、今までの努力が報われた気がした。

憧れの岩沢先輩に認めてもらった、それだけで満足です。

「ゆりっぺたちもありがとう」

ゆりっぺ先輩たちは安堵の息を漏らしながら

「記憶が戻ったのね。よかったわ」

「礼なんていらないからな」

「そうだぜ、俺たち戦線の仲だろ」

岩沢先輩の記憶が戻った後……

「おい、岩沢!この声が聞こえないのか?」

「そうですよ岩沢先輩。ものすごいです」

「みゆきちの言う通りですよ!このデカさは!」

ひさ子先輩たちの意味が分かった。

会場はアンコールの嵐だった。誰もが私たちの演奏に感動して、アンコールに答えない限り止みそうにもないほどだった。

「日向たちも準備しろよ」

「ユイちゃん、切れた弦、直しといたよ」

「はやくはやく!」

アンコールに答える気満々のひさ子先輩たち。あれ?なんで私たちの名前を?

「ひさ子先輩たち記憶g……」

言い切る前に岩沢先輩に声をかけられる。

「今は、細かいことはどうでもいいだろ。ファンのアンコールにも全力で答えるのがガルデモの役目だろ?」

どうでもよくないんですけど、まぁ今はこの時間を全力で楽しみます。

「分かりました!!ゆりっぺ先輩たちもラストのラストまで頑張りますよ!!」

「「いくぞ!!」」

「「「「「「おう!!!!」」」」」」



その日のライブ……

暗闇の中からの希望照らす光の歌を私たちは観客に届けた。



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