暁 〜小説投稿サイト〜
Angel Beats! the after story
彼女が歌う希望の歌
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〜」
ガルデモのみんなが感想を口にする。

「まだやる?」

挑発的な言葉に私……

「上等よ!やってやるわよ!」

「そうだ!まだ負けてねぇーよ!」

「日向の言う通りだ!続けてやるよ!」

「さすがです!うぉぉとぉなぁぁしぃさん!!!」

若干一名変人が紛れてましたけど、みなさんすぐに挑発に乗るなんてバカですね。

でも、私も同じ気持ちです。やってやりますよ!!

私たちは弾き始める。

「おい、これってHot Mealか?」

「えっ?でもちょっと違くない?」

「いや、そうだろ」
会場から、色々と声が聞こえてくる。

「これって、あたしたちのHot Mealの替え歌か?」

「いいえ!!正真正銘の私の曲です!名前は……Thousand Enemiesです!!」

少し見栄を張っちゃいました。私はただ、岩沢先輩が作っていた楽譜に歌詞をつけただけでしたけど、Thousand Enemiesは歴とした私の曲です!!

「おれ、こっちの方が好きだな」

「おれは本物のほうがいいな」

会場の人たちの意見は分かれていた。多分、会場の人たちには認めてもらった……後は……



「もう、あたしたちの曲を全部弾き終わったんじゃないか?」

岩沢先輩の言うとおり、ガルデモの曲は二つのバンドによって弾き終わりました。だけど……

「そうですね……でも、もう一曲だけあります」

「初耳だな、あんたの曲か?」

「違います。あなたの曲です」
そう言って私は、ギターをしっかりと持ち直す。
ひなっち先輩やゆりっぺ先輩、音無先輩は私に全て任せると言っているように、楽器をその場に置いていた。照明係のTK先輩は私に照明をすべて向けてくれている。

「聴いてください……」

バンドの練習を始める前にゆりっぺ先輩に言われていた、私に弾かせたい曲。
その曲はこの世界でCD化もされてない、歌っていた本人さえも今は知らない曲。でも、私たちの記憶には焼き付いているその曲は……


「My Song」



私が死後の世界に来た時、死んだのに生きているということよりも体が自分の思うがままに動かせることができる。その嬉しさでいっぱいでした。

ゆりっぺ先輩たちが言っているNPCの生徒さんたちと楽しい日常を過ごしてましたけど、時が流れるに連れて刺激がなくなってきました。そんな時です、私が岩沢先輩、ガルデモに出会ったのは……

同じ女子学生には思えないほどの力強い演奏、頭にに流れ込んでくる歌詞、心が掴まれるような歌声、すべてが刺激的で一瞬でファンになって、その日から岩沢先輩たちガルデモが所属しているSSSという戦線に入って、憧れの岩沢先輩のガルデモに入るために毎日の雑用
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