眷属、集めます
第21話
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ん達は?」
「転生天使になって耐久力が上がっているはずだからな、普通に耐えられるだろうな。まあ骨の一本や二本は覚悟する必要があるだろうが」
「なら今回の修行で問題無くなりますね。それじゃあ入国審査を行いますので右手を出して下さい」
初めて冥界に正式に訪れた4人の右手を携帯式の機械を使って登録を行い、駅から歩いて屋敷に向かいます。
「うわぁ〜、人間界のとまったく変わらないっすね」
屋敷を見たミッテルトさんが呟いた言葉に全員が首を縦に振ります。
「まあ中は繋げてありますから9割以上一緒ですからね」
「ああ、荷物は何も要らないと言っていたのはそういうことか。だが、どうやって場所を特定しているんだ?」
「屋敷の敷地内に入った時に特殊なマーキングを施しているんですよ。それによって冥界側の屋敷に入ったのか、人間界側の屋敷に入ったのかを判別しています。もちろん特定の手順を辿れば扉一つで行き来は可能です」
全員が屋敷に入った後に扉を一度閉めて、一定量以上の魔力をドアノブに通してから開くと人間界に繋がる。
「こんな感じです。今回はゼノヴィアさん達の登録を行う為に正規ルートで来ましたけど、今度からはこちらを使ってもらっても構いません。一定量以上の魔力をドアノブに通せばそれで繋がりますので」
「便利と言えば便利だが、安全面の方は大丈夫なのか?こうやって全員が片方に集っている時にもう片方の屋敷を占拠されて利用されると面倒な事になるぞ」
アザゼルさんがそう尋ねてきますが、問題なんてありません。
「簡単にあの屋敷が抜かれると思っているんですか?魔王様達の攻撃にも耐えれる様に作ってあるんですよ。もちろん呪いとかもふんだんに用意してありますからただでは済みませんよ」
「呪いか、どんな物かは聞かないでおこう」
「そうして下さい。さて、そろそろ本来の目的である特訓を始めますよ。まずは説明がありますので食堂まで移動して下さい」
食堂に移動してからホワイトボードを用意してペンを走らせる。
「さて、皆さんに説明するのは僕の無限の剣製の仕様についてです。先日お渡しした発注書だけでは伝わっていない部分の説明です」
「おい、オレは既に全部発注し終わってるんだぞ!?」
「ええ、そうですね。ちなみに全部作り終わっているので後で取りに来て下さいね。それにこの中で戦闘力は明らかに上位に入るんですから1年位我慢して下さい」
ホワイトボードに仕様を書き終えたのでペンを置いて説明に入る。
「分かりやすい様にそれらしい言葉で書いてあるけど僕が無限の剣製で剣を作る方法は2種類ある。一つは見た事のある剣を僕が再現出来る範囲で再現する方法、もう一つはこのホワイトボードの説明を読んで貰えれば分かる通り基本
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