ハイスクールD×D 防人衛編
[1/7]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
神に間違って殺されてから早17年と少し、オレ、防人衛は『武装錬金』に登場する各登場人物が使用する武装錬金に固定された核金と錬金術の知識を貰い、生まれ変わった。名前の影響からか鍛えれば鍛えるだけ強くなれた。そして身体がある程度出来あがった2年前からキャプテンブラボーとして街を守るボランティアを行っている。その中には人間とは違う、悪魔との戦いも含まれる。
そう、オレが転生したこの世界には悪魔や天使や堕天使が存在している。詳しい情報は分からないが、どうやら領地的な物が各地に存在するようで他の勢力の土地に攻め込んだりする様な者は少数派のようだ。
そして今までは大丈夫だったのだが、とうとうこの春にオレの弟分である兵藤一誠が堕天使に襲われ、オレはそれから守り、この地を治めているリアス・グレモリーと接触する事になった。グレモリーが言うには他にもオレが通う駒王学園の生徒会長である支取蒼那と生徒会のメンバーが悪魔であると言う事が確定した。何となくではなくが予想していたのだがな。1年の時に少ししつこく生徒会に誘われたからな。
そして兵藤を殺そうとした堕天使をグレモリー達と共に討伐してからしばらく経ったある日、オカルト研究室から今までに感じた事の無い悪魔の気配を感じ、キャプテンブラボーとして様子を見に行った所、メイドが居た。ただし、一目見た瞬間戦闘になればヴィクター化も視野に入れなければならない程の強者であることを見抜いてしまった。
それでも緊張や動揺は見せずに普通に副部長である姫島に茶を入れてもらい飲む事にした。それにしてもグレモリーの機嫌が悪いな。何かあったのだろうか?
そんな感じで過ごしているとグレモリーの婚約者とか言うチャラい悪魔が自分のハーレムを自慢して喧嘩を売って来たのでとりあえず兵藤に押し付けようと思ったらあっさり負けていたのでがっかりした。少しは鍛えておけよ。折角人間とは違う限界になったんだから。オレだっていつかは限界が見えてくる。というより見えて来てるんだから。あとはそれをどれだけ維持出来るか、そう言う所まで来てしまっているんだ。
怠けるなよ。お前の夢のためには力が要るだろうが。オレはどれだけお前の面倒を見れるのか分からないんだぞ。いくら大量の核金と錬金術の知識、そして防人衛の身体能力があっても20年戦えれば十分だ。それ以上は、人間相手ならともかく人外相手には不足する。オレは今日、あのメイドを見て確信した。
翌日から兵藤やグレモリー達は修行に出かけた。オレもキャプテンブラボーとして誘われたのだが断った。街をそれほど開けたくはなかったし、堕天使を討伐した際に貰った報酬でオレの初めての核金精製を行っている途中だったからだ。
屋上で弁当を食いながらこれからどうするかを考える。グレモリーとその婚約者は結婚をかけてレーテ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ