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ストライク・ザ・ブラッド 奇妙な右腕の不幸少年と奇妙な不幸吸血鬼
二人目のイマジン異世界編
イマジンシャドウ
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とある少年は立っていた。何処かのビルに、そのビルは高い、周りにも建物はあるがどの建物より高く太い
そして、少年は右腕を確認する。
「、、、問題ない。」
少年は周りを見渡す、どうやらここは島のようだ周りは海に覆われポツンとある島
そしてとにかく熱い、太陽の日差しは加減を知らない様にてらし続けている。
「おーい、聞こえるか?」
ポケットに入っている超小型通信機器から聞こえる。やっと来たか、少年はポケットに入っている超小型通信機器を取り出し答える。
「ああ、聞こえている。」
「そうか、そうか、で右腕の調子はどうだ?」
声の主は少年の心配より右腕の心配をしているようだ。少年は右腕に付けている機械の様な手袋をもう一度確認し再度、答える。
「問題ない。」
「お前はいつも問題ないしか言わないな?」
そして、少年は問題ない、と返す。そこで声の主はハー、と重いため息を付きながらも話を続けた。
「まあ、いい。それは壊すなよ、それを壊したら二度と元の世界には帰れないかなら。」
この右腕、声の主の説明によるとこの右腕に付けている。手袋、これがレーダーと同じ扱いになるらしい
これから特殊な何かを放出し何かを捕まえる。それを使って回収するのだろう、
「ウサミミ、1つ聞いていいか?」
「なんだ?」
ウサミミ、少年に力を与え、少年を特別な存在にさせてくれた恩人
その恩を返す為に少年は動いている、違う世界に来てまで、
「この世界に本当にいるのか、そのイマジンブレイカーは?」
イマジンブレイカー
聞く話によると、超能力、魔術といった類を打ち消し破壊する。そんな右腕が在るのかは半信半疑だが、ウサミミは
それを破壊し、回収しろ、それが命令だった。命令なら従うそれだけだか、やはり信じられない。
「いるとも、その右腕と共鳴しているのが分からんか?」
少年は右腕を動かし、確認するが、特に以上は無い。その共鳴とやらも、
「何も感じないが?」
「それなら良い。」
ウサミミは分からんか?と聞いた矢先、急にそれなら良い、と言った。やはり分からない。ウサミミとは長い付き合いだが、まだよく分からない事が多すぎる。
「私は超天才科学者だぞ、お前に分からない事も私に分かる。」
「ふ、」
やはり、ウサミミは面白い。自分の事を超天才科学者と言うが、確かにそうだ。
だが、どちらかと言えばマッドサイエンティストと言った方が正しい。いつも、いつも頭の中は研究、実験
それしか無い、だが、たまに見せる笑う顔、ケーキを頬張る時の表情
少年はそれを見るのが好きだった。これが好意かは自分では分からない、何時か分かるかもしれないし
分からないかもしれない、がそれでも構わない。ウサミミの恩返しが出来るそれだけで、
「どうした?」
「嫌、何でもない。」
「?」
少し、
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