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白波
第二章
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「舐めやがって」
 ゴロツキ達は南郷達のその余裕に怒りだ。そうしてだった。
 彼を囲み袋にしようと飛び掛った。しかしだった。
 南郷は拳だけでだ。彼等を瞬く間にのしてしまった。そのうえで倒れて苦しんでいる彼等に言うのだった。

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