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機動戦士ガンダムSEED DESTINY〜SAVIOUR〜
第二十七話 ジブリール逃亡
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、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃、射撃。
それはものの見事にシャトルを通過していった。
そしてシャトルは宇宙へ…。
ルナマリア「…………」
カガリ「逃が、し…た……?」
シン「………」
最悪の展開にカガリもシンも愕然となる。
幾度に渡ってオーブ軍を苦しめたインパルスなら、シャトルを撃ち墜としてくれると期待していたのだが、パイロットの腕が…というか射撃の腕がシンとは比べ物にならないぐらいに酷い。
乗っているのは、新米パイロットか何かか。
どうやらザフトの人材不足も深刻のようだ。
タリア「…………」
アーサー「ああ、やっぱり…」
溜め息に包まれるミネルバのブリッジ。
向かったのがルナマリアという時点で、ある程度予想出来た事態とはいえ、ここまで見るも無残な結果になろうとは…。
実際に目の前でやられると引くレベルである。
タリア「人選を…間違えたかしら……?」
アレックスかシンなら恐らく墜としてくれただろう。
もし駄目だとしても彼等の実力は折り紙つきなので、2人で無理なら…と、納得は出来るのだ一応は。
しかし彼女は知らない。
そのもしもの世界ではアレックスとシンが向かったが、シャトルの撃墜は出来なかったことに。
メイリン「お姉ちゃん…!!」
恥ずかしさのあまりに頭を抱えるメイリン。
このまま逃げ出せたらどれだけ楽になれるであろうか?
穴があったら入りたいというのは正にこのことだろう。
アレックス「………」
キラ「逃がした…」
クレア「ルナ…」
レイ「役に立たんな…」
バルトフェルド「最近の緑服は質が落ちているようだねぇ」
アレックス「いえ、彼女は赤服です。一応…」
バルトフェルド「何ぃ!!?」
ルナマリアが赤服であることに驚愕するバルトフェルド。
ハイネ「おいおいマジかよ…」
ヒルダ「
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